韓国紙が「日本サッカーを参考にすべき」と主張する理由 “エース依存”じゃ厳しい?
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で1次リーグ敗退した韓国。最終戦でFIFAランク1位のドイツを破る大金星こそ挙げたが、決勝トーナメント進出に辿り着くことはできなかった。韓国メディアは大会を総括し、「日本を参考にしなければならない」と指摘している。
1次リーグ敗退の韓国、エースの“ワンマンショー”に母国紙が4年後へ危機感
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で1次リーグ敗退した韓国。最終戦でFIFAランク1位のドイツを破る大金星こそ挙げたが、決勝トーナメント進出に辿り着くことはできなかった。韓国メディアは大会を総括し、「日本を参考にしなければならない」と指摘している。
「“ソン・フンミンワンマンショー”では4年後も望めない」と報じたのは、韓国紙「中央日報」だった。記事では大会を振り返り、「1人依存度」が高いチームが振るわなかったことが特徴にあると指摘。FWレバンドフスキのポーランド、FWサラーのエジプトが1次リーグ敗退し、FWメッシのアルゼンチン、FWロナウドのポルトガルも16強敗退したことに言及している。
そして、「孤高のエース」と評した母国のエース、ソン・フンミンも2ゴールを挙げたが「力不足」と指摘。所属するトットナムのFWケイン(イングランド)らのような援軍がなかったとし、背番号7が負傷したら解決策を見つけ出すのは難しいのが韓国サッカーの現実と記述。「ソン・フンミンワンマンショー」では4年後のカタール大会も好成績を残すのは難しい声が出ているという。
そこで、お手本にすべきとして真っ先に挙げているのが日本だった。
「アジアで唯一16強に進出した日本を参考にしなければならない。日本代表はセネガル戦のスタメン11人中10人がヨーロッパで活動する海外組だった。日本の選手らは欧州プロサッカーへの進出に積極的だ。エイバルに移籍した乾貴士は2ゴール、1アシストを記録している」