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“悪童”ネリに「俺とリングに上がれ」 20戦全勝元王者が挑戦状「最強を証明したい」

ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で同級3位アザト・ホバニシャン(アルメニア)に11回TKO勝ちを収めた同級2位の元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)。スティーブン・フルトン(米国)の保持するWBC王座挑戦権を獲得し、スーパーバンタム級に転向する井上尚弥(大橋)に対しても挑発しているが、20戦全勝のWBO世界スーパーバンタム級2位、ライース・アリーム(米国)が「オレとともにリングに上がってほしい」とネリに“挑戦状”を突きつけた。

ルイス・ネリに20戦全勝のWBO世界スーパーバンタム級2位が“挑戦状”【写真:Getty Images】
ルイス・ネリに20戦全勝のWBO世界スーパーバンタム級2位が“挑戦状”【写真:Getty Images】

元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者のライース・アリーム

 ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で同級3位アザト・ホバニシャン(アルメニア)に11回TKO勝ちを収めた同級2位の元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)。スティーブン・フルトン(米国)の保持するWBC王座挑戦権を獲得し、スーパーバンタム級に転向する井上尚弥(大橋)に対しても挑発しているが、20戦全勝のWBO世界スーパーバンタム級2位、ライース・アリーム(米国)が「オレとともにリングに上がってほしい」とネリに“挑戦状”を突きつけた。

 ネリがホバニシャンを倒し、フルトン戦の挑戦権を手にしたことで、にわかに騒がしくなってきた世界スーパーバンタム級戦線。ネリはフルトン戦だけでなく、井上との対戦も希望していることをメディアを通して表明している。

 そんな中、米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「ライース・アリームがルイス・ネリに挑戦状、対戦熱望する」と見出しを打ち、記事を展開。「現在WBOスーパーバンタム級2位のアリームは同級3位のネリと対戦し、自身が最高であることを示そうとしている」と報じた。

 記事ではアリームのコメントを紹介。その中でアリームは「自分が最強であることを証明するために最高の選手と対戦したい。ネリがタフな選手であることは知っているけど、彼を倒す力を俺は持っている。この挑戦への準備はできているし、ファンのためにショーを披露したい。彼には俺とともにリングに上がってほしい」と語っている。

 デビューから20戦全勝(12KO)で2021年にはWBA同級暫定王座にも就いた実績を持つアリーム。「一つ間違いないことは、この対戦が壮絶な打ち合いになることだ。大きなものが懸かっているから、俺らは2人ともリングで全力を尽くすだろう。ファンに忘れられない試合を見せるんだ。ネリがこの挑戦状を受けてくれることを願っている。そうすればファンは2人の戦士が闘い、勝者がタイトルに挑戦するの見られるだろうからな」と激戦を想定している。

(THE ANSWER編集部)


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