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“日本のカリー”富永啓生がまた20得点 5戦連続の躍動で米称賛「このフットワークだ」

米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1・ネブラスカ大の富永啓生は19日(日本時間20日)、メリーランド大との試合で20得点、4リバウンド、1スティールを記録。5戦連続の20得点超えとなり、OTに突入する熱戦を70-66で制したチームに貢献した。“日本のカリー”と現地メディアに紹介される男に、「このフットワーク」「トミナガが牽引」とまたも称賛の声が寄せられている。

米バスケ、ネブラスカ大に所属する富永啓生【写真:Getty Images】
米バスケ、ネブラスカ大に所属する富永啓生【写真:Getty Images】

ネブラスカ大の勝利に貢献

 米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1・ネブラスカ大の富永啓生は19日(日本時間20日)、メリーランド大との試合で20得点、4リバウンド、1スティールを記録。5戦連続の20得点超えとなり、OTに突入する熱戦を70-66で制したチームに貢献した。“日本のカリー”と現地メディアに紹介される男に、「このフットワーク」「トミナガが牽引」とまたも称賛の声が寄せられている。

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 この日も得点を重ねた。富永は前半残り14分52秒のところで3ポイントシュートを決めてこの日初得点。4点を追う後半残り1分24秒で得たフリースローを2本とも決めると、更に1分6秒の場面でもフリースローを2本成功。試合はOTに突入。すると、いきなり富永が3ポイントシュートに成功。この日は得意の3ポイントは6本中2本に成功、チーム2位の20得点をマークした。

 富永が決めたジャンプショットの映像を「NCAAマーチ・マッドネス」公式ツイッターが公開。「ケイセイ・トミナガのこのフットワーク」と脚光を浴びせたほか、米メディア「スポーツグリッド」のベン・スティーブンス記者もツイッターで「2月のケイセイ・トミナガ(5試合)」と記し、「すべての試合で20点以上の得点、平均23.6点、フロアからのシュート(フィールドゴール率)55%」と2月のスタッツを紹介。「ネブラスカ大は5試合で4勝しており、トミナガがこれをけん引している」と称賛した。

 富永は身長188センチ。桜丘高(愛知)卒業後にNJCAA(全米短期大学体育協会)のレンジャー・カレッジに進学し、2021-22シーズンからネブラスカ大へ編入。同年の東京五輪には3人制バスケットボール日本代表として出場した。

 今季は5日(同6日)のペンシルベニア州立大戦でキャリア最高となる30得点と爆発すると、その後も24、22、22と4戦連続で20得点超え。“日本のカリー”と現地メディアに紹介され、NBAウォリアーズのステフィン・カリー本人もツイッターで「最高だぞ、ケイセイ!」と称えるなど話題に。注目されたこの試合でも実力を見せていた。

(THE ANSWER編集部)

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