米大手ブックメーカーのオッズはネリ勝利1.73倍、ホバニシャン勝利2.25倍

　ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦が18日（日本時間19日）に米カリフォルニア州ポモナで行われる。17日（同18日）は前日計量が行われ、同級2位の元世界2階級王者のルイス・ネリ（メキシコ）がリミットの122ポンド（約55.3キロ）、同級3位のアザト・ホバニシャン（アルメニア）が121.6ポンド（約55.1キロ）で一発クリア。「こうやって並ぶとやはりネリは小さい」「ホバニシャンかなりでかい」との声が上がるなど、日本のボクシングファンの注目も集める一戦は、米大手ブックメーカーによると「ネリ優勢」のオッズとなっている。

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「BET MGM」が公開しているオッズによると、ネリ勝利は1.73倍、ホバニシャン勝利は2.25倍とかなり僅差だが、「ネリ優勢」となっている。ネリはホバニシャン戦までに複数の海外メディアの取材に答えているが、スーパーバンタム級転向を表明している井上尚弥（大橋）について「アイツは皆が思っているようなモンスターじゃない。彼を倒すことは可能だ」と挑発し、対戦を希望してきた。勝てば、現在はスティーブン・フルトン（米国）が君臨するWBC王座への挑戦権を獲得できる一戦。果たして、悪童の異名を取るメキシカンはタイトル戦線に浮上できるか。