四大陸Vりくりゅう、天候に皮肉を込めて海外メディア称賛「彼らを止めたのは嵐だけ」
フィギュアスケートの四大陸選手権が11日(日本時間12日)、米コロラド州コロラドスプリングズでペアフリーなどが行われ、ショートプログラム(SP)首位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は137.05点、合計208.24点で優勝した。四大陸のペアで日本勢初制覇の快挙。演技直後に2人が崩れ落ちた動画も話題になった中、海外メディアは「今季、ミウラとキハラを止めたのは嵐だけだ」と指摘した。
フィギュア四大陸選手権
フィギュアスケートの四大陸選手権が11日(日本時間12日)、米コロラド州コロラドスプリングズでペアフリーなどが行われ、ショートプログラム(SP)首位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は137.05点、合計208.24点で優勝した。四大陸のペアで日本勢初制覇の快挙。演技直後に2人が崩れ落ちた動画も話題になった中、海外メディアは「今季、ミウラとキハラを止めたのは嵐だけだ」と指摘した。
りくりゅうは華麗かつダイナミックなリフトを披露。演技を終えた瞬間、三浦が木原に抱き着いた。直後に膝から氷に崩れ落ちた2人。標高1800メートルの高地で全てを出し切り、懸命に呼吸を整えて感動を呼んだ。
カナダ公共放送「CBC」はりくりゅうに関する記事を掲載。他の選手の結果を伝えながら「ミウラとキハラはフリーのいくつかミスを乗り越え、日本のぺアとして初めて優勝した」と紹介した。
昨年12月の全日本選手権は「トロント発および経由地バンクーバー発のフライトの大幅遅延、ロストバゲージ」に見舞われて欠場。“悲劇”を紹介した記事では、「今季、ミウラとキハラを止めたのは嵐だけだ。冬の嵐がロストバゲージを引き起こし、彼らは全日本選手権の欠場を強いられた」と天候への皮肉まじりに強さを称賛した。
3月に埼玉で行われる世界選手権でさらなる飛躍が期待される。
(THE ANSWER編集部)