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井上尚弥戦のフルトン勝利を断言 30戦全勝王者が豪語「あんな小さい選手に負けない」

米メディアで対戦の可能性を報じられているボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)について、現役王者がフルトン勝利を予想した。米メディア内で「あれほど小さい選手に負けない」と断言している。

前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥【写真:浜田洋平】
前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥【写真:浜田洋平】

身長差を理由に断言

 米メディアで対戦の可能性を報じられているボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)について、現役王者がフルトン勝利を予想した。米メディア内で「あれほど小さい選手に負けない」と断言している。

 井上の次戦はスーパーバンタム級転向初戦となる。フルトンはプロ19戦目の2021年1月にWBO王座奪取。同11月にWBC王座を奪い、2団体統一を果たした。そんな2人が激突した場合の展望を語ったのは、IBF世界ウェルター級暫定王者ジャロン・エニス(米国)だった。米ボクシング専門YouTube「YSMスポーツメディア」の動画内でこうコメントしている。

「なんでフルトンがこんなに見下されているのか分からない。彼はいつも勝利への道を見つける」「正直に言って、フルトンは彼(井上)を楽々と負かすと思うよ」

 30勝(27KO)のエニスは、井上有利の声が大きいことに反論。身長で4センチ上回る169センチのフルトンに分があると見ているようだ。

「(フルトンは)いつも以上にトレーニングを積むだろう。全力を尽くしてKOすると思うよ。ただ、KOでも判定でも彼(井上)に勝てるだろう。彼(井上)は小さすぎるように感じる。良い試合をできるだろうけど、フルトンはいつも勝利への道を見つけ出す。フルトンは自分の階級まで上げてきた、あれほど小さい選手にベルトを奪わせないよ」

 これまで接戦予想があった時でさえも敵を葬り去ってきたのがモンスター。海外識者や選手の悲観的な声も覆してきた。スーパーバンタム級で体格差があるのは百も承知。それをはねのけることを新たな挑戦に掲げてきたからだ。次戦の相手は誰になるのか。現役王者はすでにフルトン勝利を豪語しているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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