首位りくりゅう、全日本欠場を乗り越えた熱演に海外感動「滑りたくて仕方なかったね」
フィギュアスケートの四大陸選手権が10日、米コロラド州コロラドスプリングズで行われた。ペアのショートプログラム(SP)では、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルを制した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が71.19点で首位発進。海外メディアは「滑りたくて仕方なかったのでしょう」と称賛した。
四大陸選手権
フィギュアスケートの四大陸選手権が10日、米コロラド州コロラドスプリングズで行われた。ペアのショートプログラム(SP)では、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルを制した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が71.19点で首位発進。海外メディアは「滑りたくて仕方なかったのでしょう」と称賛した。
りくりゅうがGPファイナル優勝者の力を見せた。3回転トウループで転倒したものの、ダイナミックなリフトなどでファンを魅了。青を基調とした鮮やか衣装に身を包み、観客の拍手を浴びた。昨年12月の全日本選手権は渡航の関係でまさかの欠場。大舞台での活躍を待ちわびたファンの前で熱演した。
国際スケート連盟(ISU)公式ツイッターはリフトの動画を公開。文面に「首位へひとっ跳び! ミウラ、キハラ組がまたやった! ペアショートプログラムで首位発進」と記して称賛した。カナダのスポーツジャーナリスト、ベバリー・スミス氏も「りくりゅうを見るのは、いつも特別な楽しみ。カナダのディアナ・ステラート、マキシム・デシャン組からほんの3点のみリード」とツイートしている。
海外スケート専門メディア「インサイド・スケーティング」公式ツイッターも「りくりゅうのスケート観戦は常に感動的な体験。彼らは滑りたくて仕方なかったのでしょう、急ぎ、情熱、焦り(それによるミス)をほぼ感じるほどだった。彼らは、なんてスリル満点なんでしょう」と称賛。感動を誘っていたようだ。
今季はGPシリーズ2つに加え、GPファイナルも優勝。出場した国際大会を全て制し、波に乗っている。今大会優勝なら日本勢初の快挙だ。
(THE ANSWER編集部)