日本は「アジア唯一の成果を成し遂げた」 韓国放送局が大会総括、自国には辛辣
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会はフランスの20年ぶりの優勝で幕を閉じた。韓国メディアが大会を総括。アジア勢5か国で唯一、決勝トーナメント進出を決めた日本に拍手を送っている。
韓国放送局が大会を総括、日本の躍進を称賛
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会はフランスの20年ぶりの優勝で幕を閉じた。韓国メディアが大会を総括。アジア勢5か国で唯一、決勝トーナメント進出を決めた日本に拍手を送っている。
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今大会を総括しているのは、韓国の公共放送「KBS」電子版だった。自国の戦いぶりを振り返ると共に、日本代表の躍進にも触れている。
記事では韓国同様、日本が大会直前にハリルホジッチ氏から西野朗氏へと監督が電撃交代したことに触れ、「ライバルの日本はW杯2か月前の監督交代という不利な状況の中でも、アジア唯一の16強進出という成果を成し遂げた」と称賛。「洗練された組織力に基づいたパスゲームを主とする『日本スタイル』のサッカーを確立。着実に完成度を高めてきた」と振り返っている。
また1次リーグ最終戦でドイツから大金星を挙げながらも、敗退した自国についてはこう寸評している。
「韓国チームは16強進出こそ逃したが、世界最強のドイツを相手に2-0という見事な勝利を収めた」と大会屈指のジャイアントキリングを振り返りつつ、「本戦の目前に監督が更迭され、しっかりとした準備なしで闘魂だけを強調するサッカーをするしかなかった」と辛辣だった。
明暗が分かれた格好の日韓両国。韓国メディアも日本の躍進を素直にたたえていた。
(THE ANSWER編集部)