高梨沙羅、涙の五輪ジャンプ失格から1年 SNS更新「飛べていることは当たり前でない」
スキージャンプの高梨沙羅(クラレ)が7日にインスタグラムを更新。昨年の北京五輪・新種目のノルディックスキージャンプ混合団体(出場10チーム)でスーツの規定違反による失格となってから、ちょうど1年が経過するこの日に「あの日から一年。その後も変わらず、あたたかく受け入れて下さるチームの仲間や先輩方、スタッフの皆様には言い表せない程の感謝の気持ちでいっぱいです」などと感謝を記した。
北京五輪・ジャンプ混合団体で悲劇
スキージャンプの高梨沙羅(クラレ)が7日にインスタグラムを更新。昨年の北京五輪・新種目のノルディックスキージャンプ混合団体(出場10チーム)でスーツの規定違反による失格となってから、ちょうど1年が経過するこの日に「あの日から一年。その後も変わらず、あたたかく受け入れて下さるチームの仲間や先輩方、スタッフの皆様には言い表せない程の感謝の気持ちでいっぱいです」などと感謝を記した。
高梨は1年前、日本勢1番手で103.0メートルを飛び、124.5点の暫定トップに笑顔を見せたが、スーツの規定違反で失格に。それでも日本が2回目に進出し、2本目では98.5メートルをマーク。着地直後に表情を崩し、停止すると板を履いたままうずくまって涙を流した。カメラに向かって5秒ほど頭も下げていた。巻き返した日本は4位に入賞した。
ちょうど1年が経過するこの日、高梨は自身のインスタグラムを更新。「あの日から一年。その後も変わらず、あたたかく受け入れて下さるチームの仲間や先輩方、スタッフの皆様には言い表せない程の感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝した。
失格の翌日には、「私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。謝ってもメダルは返ってくることはなく責任が取れるとも思っておりませんが今後の私の競技に関しては考える必要があります」とも記していた高梨。立ち直り、現在も競技を続けて活躍している。
「今日飛べていることは当たり前ではなく、沢山の人たちに支えられて素晴らしい環境の元で飛ばさせて貰えていることに心から感謝して日々を大切に過ごしたいと思います。私に出来ることは限られているけれど、少しでもこの競技に興味を持って頂けるよう応援して下さる皆様に楽しんでジャンプを観て頂けるようそして何より、キッズ達に夢中になって楽しく飛んで貰えるように。為になれるなら出来ることからやっていきたいです」と今後に向けての言葉も記した。
(THE ANSWER編集部)