日本のバスケ選手に“カリー級”と米記者絶賛 米大学で30得点「過小評価されている」
米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1のネブラスカ大に所属する富永啓生(3年)は5日(日本時間6日)、ペンシルベニア州立大戦に先発出場。同大でのキャリア自己最多を更新する30得点の大爆発で、72-63の勝利に貢献した。米記者も「ステフィン・カリーは今やNBAのケイセイ・トミナガとして知られている」と米プロバスケットボール界の大スターと並べて絶賛した。
東京五輪でも活躍した富永はNCAA1部ネブラスカ大でキャリアハイ更新
米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1のネブラスカ大に所属する富永啓生(3年)は5日(日本時間6日)、ペンシルベニア州立大戦に先発出場。同大でのキャリア自己最多を更新する30得点の大爆発で、72-63の勝利に貢献した。米記者も「ステフィン・カリーは今やNBAのケイセイ・トミナガとして知られている」と米プロバスケットボール界の大スターと並べて絶賛した。
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本場米国で躍動するバスケットボール選手は八村塁(レイカーズ)や渡邊雄太(ネッツ)だけではない。東京五輪の3人制バスケットボール・3×3にも日本代表として出場した富永は、今季がネブラスカ大に編入して2シーズン目。5日のペンシルベニア州立大戦では31分間の出場で3ポイント5本を含む12本のフィールドゴールを決め、チーム最多の30得点を挙げた。
同大が所属するビッグ10カンファレンスの放送局「ビッグ10ネットワーク」のネブラスカ大専門アカウントは、ツイッター上で興奮気味に富永の活躍を何度も紹介。鋭いドライブからダブルクラッチを決めるシーンや超ロングスリーを沈める動画を公開した。
米メディア「スポーツグリッド」のベン・スティーブンス記者は自身のツイッターに富永の写真を投稿。「これがビッグ10で最も過小評価されているスコアラーの顔だ。彼の名前はケイセイ・トミナガ」と添え、続くツイートで「ステフィン・カリーは今やNBAのケイセイ・トミナガとして知られている」と希代のシューターと並べて富永を絶賛した。カレッジスポーツ専門メディア「On3」のロビン・ワシャット記者も「ケイセイ・トミナガがショーの主役だった」と活躍を称えた。
富永は桜丘高校(愛知)3年時の2018年ウインターカップで得点王に輝くと、大会ベスト5にも選出された。高校卒業後はNJCAA(全米短期大学体育協会)のレンジャー・カレッジに進学し、2021-22シーズンからネブラスカ大へ編入。今季はここまで24試合に出場し、1試合平均11.1得点を記録している。
(THE ANSWER編集部)