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レブロン、電撃移籍アービングと共闘ならず「がっかり」「私たちにはチャンスあった」

米プロバスケットボール(NBA)で6日(日本時間7日)、大型トレードが成立した。ネッツのスター選手、カイリー・アービングがマーベリックスに電撃移籍。かつての“盟友”との共闘を願っていたレイカーズのレブロン・ジェームズは念願叶わず、「がっかりした」と率直な思いを明かした。

レイカーズのレブロン・ジェームズ【写真:ロイター】
レイカーズのレブロン・ジェームズ【写真:ロイター】

カイリー・アービングがネッツからマーベリックスにトレード移籍

 米プロバスケットボール(NBA)で6日(日本時間7日)、大型トレードが成立した。ネッツのスター選手、カイリー・アービングがマーベリックスに電撃移籍。かつての“盟友”との共闘を願っていたレイカーズのレブロン・ジェームズは念願叶わず、「がっかりした」と率直な思いを明かした。

 今季、渡邊雄太とともにプレーしてきたアービングは、ネッツとの契約延長の交渉が合意に至らず、トレードをチームに要求したと報じられていた。レイカーズやサンズなど複数球団が候補として挙げられていたが、最終的にマーベリックスと話がまとまり、正式発表された。ネッツからはアービングと共にマーキーフ・モリスが移籍し、ネッツは対価としてスペンサー・ディンウィディー、ドリアン・フィニー=スミスの2選手と、2027年、2029年のドラフト2巡目指名権、さらに2029年のドラフト1巡目指名権を獲得する。

 かつてキャバリアーズでアービングと共にファイナル優勝を成し遂げたジェームズは、候補として名前が挙がりながらレイカーズが獲得競争に敗れたことに失望の念を隠さなかった。米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューに応じたジェームズは、「あれほどの才能の持ち主を獲得することができなくてがっかりしていないとは言えない。彼とは素晴らしいケミストリーがあったし、チャンピオンシップを勝ち取る助けになる素晴らしいケミストリーをコート上で持っていたと私は思っているからね」と残念がった。

「私たちにはチャンスがあった。レイカーズの名前が挙がっていた。チャンスがあったんだ。でも、それは起こらなかった」と実現の可能性があったとしながら、「私たちは気持ちを切り替えて、このシーズンをきっちり戦い抜き、ポストシーズン進出を目指す。私たちが健康な状態で臨めれば、相手が誰であれ勝負できると感じている」と前を向いた。

 1月23日(同24日)に八村塁を獲得したレイカーズは現在、25勝29敗と負け越し、西カンファレンス13位に沈んでいる。更なる大型補強とはならなかったが、巻き返しを図る。

(THE ANSWER編集部)


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