セルティックス戦、八村は23分41秒出場

　米プロバスケットボール（NBA）は28日（日本時間29日）、レイカーズが敵地でセルティックスと対戦。121-125で敗れた。移籍2戦目となった八村塁は23分41秒の出場で6得点、4リバウンド、1アシスト。この試合、第4クォーターで決勝レイアップを狙ったレブロン・ジェームズが、相手に手を叩かれて得点ならず。ファウルの判定はなく、怒りの仕草を見せた。決定的瞬間は中継映像でも映し出され、米ファンからは「誤審だ！」「ばかげている」などと批判の声が上った。

　判定次第では、勝敗は逆だったかもしれない。105-105の同点で迎えた第4Q最終盤、レブロンが試合を決めるレイアップを狙った。しかし、相手のテイタムがレブロンの左手を叩き、得点とはならなかった。明らかなファウルに見えたが、笛は吹かれず試合はオーバータイム突入に。アピールしていたレブロンは当然納得いかず、怒りの表情を見せた。

　米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式ツイッターは、実際の映像を公開。テイタムが叩いた決定的瞬間も映し出されており、米ファンからは「冗談だろ」「明らかにファウル」「ばかげている」「証拠だ！」「クレイジーな光景」「誤審だ！」「審判はクビだ！」などと批判の声が書き込まれていた。

　レブロンは41得点と活躍するも、レイカーズは敗戦。名門同士の対決は後味の悪さを残した。