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エンゼルス買収の「候補5人いた」 突然の売却中止、舞台裏を米報道「何が起きたか…」

米大リーグ・エンゼルスは23日(日本時間24日)、アート・モレノオーナーが球団売却するための調査を終了し、2023年以降も所有権を継続すると発表した。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は5人の入札候補者の存在を報じ、その入札候補者たちが「戸惑っている」と伝えた。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

エンゼルスが球団売却の中止を発表

 米大リーグ・エンゼルスは23日(日本時間24日)、アート・モレノオーナーが球団売却するための調査を終了し、2023年以降も所有権を継続すると発表した。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は5人の入札候補者の存在を報じ、その入札候補者たちが「戸惑っている」と伝えた。

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 昨年8月、球団売却に関する手続きの開始を発表していたエンゼルス。ジョー・レイコブ氏らが買収に関心を持っていることなどが報じられてきたが、事態は一転。球団売却の中止が発表された。

「ジ・アスレチック」は「アート・モレノはエンゼルスのオーナー継続。今度は何?」と見出しを打って、交渉の舞台裏をレポート。関係者の話によると、「エンゼルスには5人の入札者の候補がいた。2月中旬には予備入札が行われる予定だった。25億ドル(約3258億円)を優に超え、30億ドル(3909億円)以上で売却されるとエンゼルスは見ていた」という。

 モレノオーナーは「3年間記者からの質問に答えていなかった」とし、売却中止については「彼の決断は説明も脈絡のないものとなってしまった」と突然の出来事だと強調。「少なくともアジアからの入札候補者1名、NBAの現オーナー2名の候補者はなにが起こったのかと戸惑っていると情報筋は話している」と一部候補者の状況を説明した。

(THE ANSWER編集部)


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