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ベルギーDFは「苦境の救世主」 奇跡の“Gライン上クリア”に絶賛も…本人の本音は?

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は14日、3位決定戦でベルギーがイングランドを2-0で下し、過去最高の3位となった。完封勝ちの要因となったのは、後半25分にDFトビー・アルデルワイレルトが見せたミラクルクリア。ゴールライン付近でブロックし、同点ゴールを防いだ決定的瞬間を自身のツイッターに画像付きで紹介し、サポーターから「W杯最高のキーパー」と絶賛の嵐となっているが、本人は「オウンゴールにしてしまうかと不安になった」と本音を吐露している。

ベルギー代表DF、トビー・アルデルワイレルト【写真:Getty Images】
ベルギー代表DF、トビー・アルデルワイレルト【写真:Getty Images】

同点ピンチを救ったスーパークリアの本音吐露「オウンゴールにしてしまうかと…」

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は14日、3位決定戦でベルギーがイングランドを2-0で下し、過去最高の3位となった。完封勝ちの要因となったのは、後半25分にDFトビー・アルデルワイレルトが見せたミラクルクリア。ゴールライン付近でブロックし、同点ゴールを防いだ決定的瞬間を自身のツイッターに画像付きで紹介し、サポーターから「W杯最高のキーパー」と絶賛の嵐となっているが、本人は「オウンゴールにしてしまうかと不安になった」と本音を吐露している。

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 ベルギーの3位はこの男のプレーなくしてなかったかもしれない。1-0でリードした後半25分。自陣左サイドからMFダイアーにワンツーで崩され、ペナルティエリアに侵入された。GKとの1対1。ダイアーは前進してきたGKの動きを見極め、右足でチップキック。浮き球で無人のゴールを狙った。決まった――。そう思った次の瞬間だった。

 猛然とアルデルワイレルトが突進した。そして、体を投げ出して足を伸ばすと、まさにゴールラインを割ろうとする寸前で蹴り出し、CKに逃れたのだ。熱狂に沸くスタジアム。GKからハイタッチで称えられた。決定的な同点機を防ぐと、同37分にFWアザールのダメ押し点が生まれ、ベルギーにとって歴代最高3位という結果に結実した。

 試合後、自身はツイッターを更新。1枚の画像を掲載。ゴールライン寸前で左足で蹴り出している決定的瞬間をとらえたもので、画像を観たファンから「間違いなくこの大会でのベストセーブ」「一流のクリアだ」なぞと絶賛が相次いでいたが、本人も自分で自分を褒めたくなるようなプレーだったようだ。

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