世界1位を破って日本勢初のGS優勝

　カーリングのグランドスラム（GS）、カナディアン・オープン女子決勝が15日（日本時間16日）にカナダ・カムローズで行われ、ロコ・ソラーレが世界ランク1位のチーム・エイナーソン（カナダ）を5-3で破り、日本勢として初のGS優勝を果たした。メンバーの石崎琴美は、歓喜に沸く優勝直後のチームの様子を公開。ファンから「良い笑顔　ほんといつも尊敬！」「最高の笑顔をありがとうございます！」などと反響が寄せられた。

　日本勢初のGS制覇で優勝トロフィーを手にしたロコ・ソラーレ。フィフスの石崎は自身のインスタグラムに「日本からもたくさんの応援ありがとうございました!!!!」と添えて、氷上で喜ぶチームの動画を投稿した。

　石崎が「勝ちました～」と言いながらカメラを向けると、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖の3人が「勝ったよ～！」と笑顔で報告。藤澤五月は画面下からひょっこり現れ、「フォ～！」と喜びを表現した。その後「トロフィーの人～」という呼びかけに反応して、優勝トロフィーを携えた小野寺亮二コーチが登場。みんなで囲み、満面の笑みを浮かべている。

　平昌で銅、北京で銀と五輪2大会連続でメダルを獲得しているメンバーにとって、GS優勝は悲願の1つだった。優勝後は涙で目を潤ませるシーンもあったが、和やかな雰囲気にファンからも「おめでとうございます！　快挙～」「さっちゃん前髪切ってて可愛い」「今日はお祭り騒ぎですね」「感動をありがとうございました！」「凄すぎて!!　感激です!!」と祝福の声が集まっている。