井上尚弥に早くも強烈挑戦状 20戦全勝の対戦候補「無敗を懸けて戦おうじゃねぇか!」
スーパーバンタム級転向を表明したボクシングの井上尚弥(大橋)に対し、早くも挑戦状が届いた。13日の会見で4つの世界バンタム級王座返上と1つ重いスーパーバンタム級転向を発表した井上。今後の対戦候補に予想される一人、元WBA世界同級暫定王者ライース・アリーム(米国)が「無敗を懸けて戦おうじゃねぇか!」と求めたことを米メディアが報じた。
階級変更の井上尚弥に早くも挑戦状
スーパーバンタム級転向を表明したボクシングの井上尚弥(大橋)に対し、早くも挑戦状が届いた。13日の会見で4つの世界バンタム級王座返上と1つ重いスーパーバンタム級転向を発表した井上。今後の対戦候補に予想される一人、元WBA世界同級暫定王者ライース・アリーム(米国)が「無敗を懸けて戦おうじゃねぇか!」と求めたことを米メディアが報じた。
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米専門メディア「ボクシングシーン.com」は、「ライース・アリームがナオヤ・イノウエに挑戦状『彼に初黒星を付ける!』」との見出しで記事を掲載。20戦全勝(12KO)の32歳について、「自身をボクシング界で最も避けられているボクサーだと考えている」と表現した。世界ランクはWBO1位のほか、WBCとIBFで4位。アリームはこう息巻いているという。
「ナオヤ・イノウエに初黒星を付けたい。イノウエは真の王者で、同級の他の王者と違って挑戦を受ける意思を持っている。彼の世代で最高のボクサーの一人。その彼を倒せるのは俺だと本気で思っている」
スーパーバンタム級には、WBC&WBO王者スティーブン・フルトン(米国)、WBAスーパー&IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)の両統一王者が君臨。次戦交渉中のため、井上は戦いたい相手について具体名を隠したまま「パッと思いつくのは僕の中で4人」とだけ明かしていた。
両王者、アリームのほか、21勝(17KO)3敗でWBA1位など全団体で世界ランク入りしているアザト・ホバニシャン(アルメニア)も候補の一人として予想されている。ファンの間ではルイス・ネリ(メキシコ)の名前も。井上は「正式発表をお待ちください」としていた中、アリームは対戦アピールをしているようだ。
「時間は自分の味方ではないのでイライラする。キャリアで全力を尽くしたいと思っているが、他の奴らは俺を避けて、自分の技術をリング上で発揮するための能力に深刻な空白期間をもたらしているんだ。イノウエに挑戦状を叩きつけているのは俺だけ。他の奴らはビビってる。『モンスター』と『ビースト』のどちらが怖いか? 無敗を懸けた戦いをしてみようじゃねぇか!」
アリームの強烈な願いは届くのだろうか。
(THE ANSWER編集部)