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W杯優勝でメッシ地元に“異変” 赤ちゃんの名前「リオネル」700%も増加と海外報道

アルゼンチンの36年ぶり3度目の優勝で幕を閉じたサッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)。数々のクラブタイトル、個人タイトルを獲得してきたFWリオネル・メッシにとっては大会MVPとともに、代表チームでの悲願のビッグタイトル獲得となった。大いに沸いた母国では“子供事情”まで大きく動かす結果に。英メディアはW杯後にメッシになぞらえた名前をつけた子どもが急増したと報じている。

ワールドカップのトロフィーを手にするリオネル・メッシ【写真:ロイター】
ワールドカップのトロフィーを手にするリオネル・メッシ【写真:ロイター】

マラドーナが優勝した1986年にも見られた現象

 アルゼンチンの36年ぶり3度目の優勝で幕を閉じたサッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)。数々のクラブタイトル、個人タイトルを獲得してきたFWリオネル・メッシにとっては大会MVPとともに、代表チームでの悲願のビッグタイトル獲得となった。大いに沸いた母国では“子供事情”まで大きく動かす結果に。英メディアはW杯後にメッシになぞらえた名前をつけた子どもが急増したと報じている。

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 神の子への憧れは計り知れない。5度目の出場となったカタールW杯で主将としてチームを牽引し、決勝のフランス戦でも2得点の活躍で母国にトロフィーをもたらしたメッシ。優勝後のアルゼンチン国内はお祭り騒ぎとなり、メッシに対する称賛の声は尽きていない。

 そんな中、英スポーツメディア「スポーツバイブル」は「W杯決勝以降、リオネルと名付けられた赤ちゃんが700%増加」との見出しで、アルゼンチンの一部地域における子どもの命名事情を報じた。

 アルゼンチン紙「ラ・カピタル」を引用した記事によると、メッシの出生地であるロサリオがあるサンタフェ州で「12月に登録された赤ちゃんの7人に1人は『リオネル』か『リオネラ』と名付けられた」とのこと。「同州で入手可能な月ごとの過去のデータと比較すると、これは700%の増加になる」と爆増傾向を伝えている。

 同メディアは「1986年メキシコW杯優勝時にも子供にディエゴと名付ける現象があった」とした上で「2014年に行われた調査によると、優勝の18か月前にアルゼンチンで赤ん坊がディエゴと名付けられるのは1%ぐらいだったが、決勝の週には約5.5%まで上昇し、決勝後6か月経つまで通常のレベルまで戻ることはなかった」とデータを紹介している。

 その上で「メッシはディエゴ・マラドーナが大活躍をしてアルゼンチンが前回優勝した翌年に生まれた」「次のメッシが元バルセロナのスターの優勝後に生まれてくるのかはまだ分からないが、この数字を基にすれば、次のメッシもリオネルという名前かもしれない」と記している。

(THE ANSWER編集部)


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