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井上尚弥をPFP1位に推薦するリング記者が持論 「クロフォードの順位UPは難しい」

世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新版で、世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は2位のままだった。同誌は選考に関わった記者たちの意見を掲載。「1位が最も理解できるもの」と1位に推す声も上がった。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

井上尚弥はリング誌PFP最新版で2位

 世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新版で、世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は2位のままだった。同誌は選考に関わった記者たちの意見を掲載。「1位が最も理解できるもの」と1位に推す声も上がった。

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 井上は13日にWBO王者だったポール・バトラー(英国)に11回1分9秒KO勝ちし、4団体統一を達成。順位変動も注目されていたが、1位は世界ヘビー級3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)のまま。10日に6回KOで防衛に成功したテレンス・クロフォード(米国)も3位のままだった。

 複数の評議委員によって最終的な順位が決まるPFP。同誌は各記者の意見を紹介し、「ブライアン・ハーティ記者はモンスターの首位に投票した」とつづっている。同記者の持論はこうだ。

「イノウエのP4P(PFP)1位が最も理解できるものだ。その何割かは、自分が彼を1位に投票し続けるべきだったという想いも含まれている。クロフォードも2位に値すると思うが、彼を147ポンド(ウェルター級)で1位にせずにP4Pで順位を上げることは想像が難しい(現在エロール・スペンスJr.が同級で上位にランクされている)」

 リング誌では各階級ごとのランクも掲載。ウェルター級は1位がスペンスJr.、クロフォードが2位となっている。そのため、PFPでクロフォードをさらにランクアップさせることはできないという。一方、ハーティ記者は「この3人の順位は変動可能だ」と上位3人に大きな差はないことを主張した。

 井上は今年6月に日本人初の同誌PFP1位となり、8月に2位に後退していた。

(THE ANSWER編集部)


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