井上尚弥を「扱えるかもしれない唯一の男」 絶賛するアラム氏が挙げた意外な名前は
ボクシングの世界バンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(大橋)。プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは、英メディアの単独インタビューで井上を絶賛。「イノウエを扱えるかもしれない唯一の男がタイソン・フューリーだ」などと語っている。
英メディアの単独インタビューで井上を絶賛
ボクシングの世界バンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(大橋)。プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは、英メディアの単独インタビューで井上を絶賛。「イノウエを扱えるかもしれない唯一の男がタイソン・フューリーだ」などと語っている。
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英スポーツメディア「ギブミースポーツ」は「ナオヤ・イノウエ:タイソン・フューリーが彼のパワーを“扱える”唯一の男」との見出しで記事を掲載。今月13日、東京・有明アリーナで開催された4団体統一戦でポール・バトラー(英国)に11回KO勝ちし、アジア人初の4団体統一に成功した井上について、アラム氏が単独インタビューで語った内容を伝えている。
アラム氏は「イノウエを扱えるかもしれない唯一の男がタイソン・フューリーだ。なぜなら、彼は彼(井上)にとってデカ過ぎるからだ」と、WBC世界ヘビー級王者のフューリーの名前を出して絶賛。「しかし、このイノウエというのは恐ろしい。まるで装填したライフルだ。彼にはそんなスリルを覚えたんだよ」と語っている。
これまで数々の猛者を葬り去ってきた井上だが、アラム氏は「彼の試合を見ていると、途中で対戦相手が気の毒になる」ともはや相手に“同情”。トップランク社が契約する世界ライトヘビー級3団体統一王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア)とどちらがパンチが強いかを尋ねられると「それは答えるのは難しい」としながら、こう続けた。
「だが、あの激しいパワー、パウンド・フォー・パウンドを持った選手を見たことがない。あの体重では一度も見たことがない。相手をノックアウトして動けなくしてしまう。彼は本当にスペシャルなんだ」
井上はスーパーバンタム級への転向を見据えているが、アラム氏は米国での試合開催について「それを願っているよ、本当に」「彼が米国で少なくとも1、2試合はやると確信している」と今後の希望を話していた。
(THE ANSWER編集部)