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「お前が遊んでいる時に頑張っている」 世界戦へ、ボクサー重岡銀次朗はX’masも減量

ボクシングのIBF世界ミニマム級5位・重岡銀次朗(ワタナベ)が26日、1月6日にエディオンアリーナ大阪で行われる同級王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)への世界初挑戦に向け、都内の所属ジムで練習を公開した。残り11日に迫り、時折笑顔を見せながら順調ぶりをアピールした。戦績は23歳の重岡が8勝(6KO)、28歳のパラダレスは26勝(15KO)3敗1分け。

この日、公開練習を行った重岡銀次朗【写真:浜田洋平】
この日、公開練習を行った重岡銀次朗【写真:浜田洋平】

重岡銀次朗が公開練習

 ボクシングのIBF世界ミニマム級5位・重岡銀次朗(ワタナベ)が26日、1月6日にエディオンアリーナ大阪で行われる同級王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)への世界初挑戦に向け、都内の所属ジムで練習を公開した。残り11日に迫り、時折笑顔を見せながら順調ぶりをアピールした。戦績は23歳の重岡が8勝(6KO)、28歳のパラダレスは26勝(15KO)3敗1分け。

 重岡はシャドー、サンドバッグ、ミット打ちなど約1時間の練習を披露。まだ年内にスパーリングを2度予定している。体重は汗をかいていない練習前の時点でリミット47.6キロまで残り4キロ。1月3日の大阪入りまでに残り2.5キロまで落とすことを想定している。

「やりたいことも形になってきている。あとは体調と体重。この2点に気を付ければ問題ないです。残りの期間、試合に影響するのは体重の落とし方。計量クリアは見えているけど、より負担なくクリアできるように。それ次第で当日のパフォーマンスが変わる。私生活を意識して一日、一日を過ごしたい」

 同級でWBOアジア・パシフィック王座を2度、日本王座を1度防衛した。アマチュア戦績は56勝1敗だったが、兄・優大(ワタナベ)との直接対決で初回のゴング直後に棄権したのが唯一の黒星。U-15時代も含め、事実上の“生涯無敗”を続けている。

 前日本ミニマム級王者で2学年上の兄は試合がなく、すでに地元の熊本に帰省した。重岡は「あの野郎、帰りました」と愚痴をこぼし、笑いを誘う余裕も。「今頃、ハピネスしてますよ」。当日はセコンドに入ってもらう予定だが、大阪で合流するのは3日。「東京に戻ってくるついでに大阪に来るんです」と笑った。

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