「井上尚弥に勝てる相手は見当たらない」 苦戦予想もあるSバンタム級でアラム氏が断言
ボクシングの世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が転向を視野に入れるスーパーバンタム級戦線について、井上がプロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは同級王座獲得に太鼓判を押した。「彼に勝てる選手は見当たらない」とし、「目標」も示唆したことを英メディアが報じている。
アラム氏が井上を絶賛「激しい衝撃もたらすボクサーだ」
ボクシングの世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が転向を視野に入れるスーパーバンタム級戦線について、井上がプロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは同級王座獲得に太鼓判を押した。「彼に勝てる選手は見当たらない」とし、「目標」も示唆したことを英メディアが報じている。
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英ラジオ局「トークスポーツ」は「ボブ・アラムは『激しい衝撃もたらすボクサー』 ナオヤ・イノウエが2023年にスーパーバンタム級の4団体統一王者になる計画だと語る」との見出しで記事を掲載。インタビューに答えたアラム氏は「彼(井上)はバンタム級の王座を返上すると思う。すでに4団体統一したし、122ポンド(スーパーバンタム級)へ転向するよ」と語った。
スーパーバンタム級では、WBC&WBO王者スティーブン・フルトン(米国)とWBAスーパー&IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が君臨。アラム氏は「2人の王者がタイトルを分け合っている。だから、目標は王座獲得だけではなく、統一することだ」と期待感を示した。
王座を獲得すれば、井上は世界4階級制覇王者となる。一部の海外メディアではスーパーバンタム級で苦戦するのではないかという見立てがあるものの、アラム氏は「彼に勝てる選手は見当たらない」と太鼓判。「彼は美しくボクシングをするし、激しい衝撃をもたらすボクサーだ。特に彼の階級ではね」と手放しで称賛した。
(THE ANSWER編集部)