西村優菜、来季の米ツアー挑戦を明言 出場限定的も黒ドレスで決意「向こうで頑張る」【JLPGA年間表彰式】
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2022年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。ツアー通算6勝の西村優菜(スターツ)は黒のドレスで会見に臨んだ。来季の米ツアー参戦を目指し、最終予選会のQシリーズを受験。限定的ではあるが出場権を得ており「出られる試合は向こうで出て頑張ってみたい」と語った。
JLPGA年間表彰式
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2022年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。ツアー通算6勝の西村優菜(スターツ)は黒のドレスで会見に臨んだ。来季の米ツアー参戦を目指し、最終予選会のQシリーズを受験。限定的ではあるが出場権を得ており「出られる試合は向こうで出て頑張ってみたい」と語った。
ピアス、ブレスレッド、リングといずれも黒のお洒落なコーディネートで出席した西村。22歳ながら今季も2勝をマークし、メルセデス・ランキング5位だった。「複数回優勝と海外メジャー挑戦を目標にスタートした。どちらもクリアでき、充実した1年だったと思う」と振り返った。
米ツアー参戦を目指し、今月行われた8日間に渡るQシリーズを受験し、通算15アンダーの24位だった。45位以内に与えられる限定的な出場権は得たが、より多くの試合に出場できる20位以内には2打及ばなかった。
「距離も長く、タフなラウンド。気持ち的にも体的にも凄く難しい部分を感じた」と挑戦を振り返った西村は、「まだどの試合に出るか確定していないが、下りてきた試合、出られる試合は向こうで出て頑張ってみたい」と来季の米ツアー挑戦を明言した。
目標としていた20位以内には入れず、「終わった後は何日間か、何も考えられない期間があった」と当時の心境を明かした。「目標の海外メジャー優勝を考えた時に、なにが一番成長できるか考えた結果、むこうで経験したい、強くなりたい、1年戦ってみたいと思った」と、決断の敬意も語った。
Qシリーズは「今まで経験した中で一番タフだった」と振り返り、「オフの前にそういう経験ができてある意味良かった」と前を向いた。来季については「将来的な海外メジャーで優勝したい、というところに一歩でも近づける一年にしたい」と語った。
(THE ANSWER編集部)