ボクシング界で感動を呼んだ魂の反撃 世界王者・谷口将隆が狙うV2「京口に刺激受けた」
「チャンピオンとして格の違いを見せられれば」
谷口は昨年12月に王座奪取。4月に石澤開(M.T)に11回2分29秒TKO勝ちして初防衛に成功した。今回は元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がファウンダーとしてプロモートする「3150FIGHT Vol4」のメインイベントだ。セミファイナルでは、IBF世界ミニマム級5位・重岡銀次朗(ワタナベ)が同級王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)に世界初挑戦。ABEMAがダブル世界戦を無料生配信する。
11月1日には、同門で親友の前WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人が、WBC王者・寺地拳四朗との王座統一戦で敗北。5回にダウンを喫したが、「記憶が飛び飛び」の中でも“魂の反撃”を見せ、ボクシングファンの感動を呼んだ。
セコンドについた谷口はジム唯一の世界王者となったが、「重荷に感じることはない。京口の試合で凄い刺激を受けた」と明かす一方、「同じ日に銀ちゃん(重岡)はチャンピオンになる。気負いはないし、伸び伸びやれています」と自然体を強調する。
「チャンピオンとして格の違いを見せられれば。1月6日に勝つために過ごしたい」
2度目の防衛で2023年の好スタートを切る。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)