本田圭佑、今大会5得点メッシの円熟プレー絶賛「僕の4ゴールなんてハナクソみたいなもん」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は13日(日本時間14日)、準決勝でアルゼンチンがクロアチアを3-0で破り、2014年ブラジル大会以来2大会ぶりの決勝進出を決めた。FWリオネル・メッシが前半にPKで先制ゴールを奪ってW杯通算11点目をマーク。アルゼンチン代表最多得点記録を更新した。ABEMAで解説した元日本代表MF本田圭佑はPKでのゴール以上にチーム3点目のアシストを絶賛。自らのW杯の実績を「メッシと比べたらハナクソみたいなもん」と引き合いに出して希代のスーパースターを称賛した。
カタールW杯準決勝
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は13日(日本時間14日)、準決勝でアルゼンチンがクロアチアを3-0で破り、2014年ブラジル大会以来2大会ぶりの決勝進出を決めた。FWリオネル・メッシが前半にPKで先制ゴールを奪ってW杯通算11点目をマーク。アルゼンチン代表最多得点記録を更新した。ABEMAで解説した元日本代表MF本田圭佑はPKでのゴール以上にチーム3点目のアシストを絶賛。自らのW杯の実績を「メッシと比べたらハナクソみたいなもん」と引き合いに出して希代のスーパースターを称賛した。
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開始直後は両チームとも出方をうかがう慎重な試合運び。だが前半32分、相手守備ラインの裏に抜け出したアルバレスがクロアチアGKリバコビッチに倒されてPKを獲得した。キッカーはもちろんメッシ。今大会、PK戦で大活躍のリバコビッチに対し、左足でゴール右上隅にシュートを突き刺した。
このゴールに本田は「迷いがなかったですね」。冷静な口調ながらも興奮を抑えきれない様子だった。しかし、2-0で迎えた後半24分、右サイドからボールを運んだメッシのアシストから3点目のゴールが決まると、一気にヒートアップした。
注目したのはメッシのドリブル突破。緩急をつけたドリブルでDFグヴァルディオルを突破。ゴールライン寸前からマイナスのクロスでアルバレスのゴールをお膳立てした。
「若かりし頃のメッシやったら1本目抜いた後に、止まることなくあのアシストしてたんです。でも今のメッシはあそこで追いつかれて1回止まる。自分の間合いでもう1回同じ仕掛けをして、一瞬突き放してアシスト。35歳、まだ世界一のプレーヤーとしての突破の仕方がね…」
これでメッシは今大会5得点3アシストの活躍。1986年メキシコ大会でチームを優勝に導いた時のディエゴ・マラドーナ氏が5得点5アシストだったことを知らされると、「あと1点取ったらマラドーナ抜くんですか」と驚き。さらに「メッシと比べたら僕の4ゴールなんてハナクソみたいなもん。1大会で抜かれちゃうんですから」と自虐ネタを差し込んだ。
本田のW杯4得点は日本最多。これは日本サッカー界にとって偉大な数字だが、そんな記録もかすませてしまうほど、メッシへの称賛は尽きなかった。
(THE ANSWER編集部)