日韓から学ぶべきサッカー文化 次回開催国メディア解説「同じことが起こると信じる」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)でベスト16入りした日本と韓国に対し、米メディアが学ぶべきことを指摘した。次回2026年大会は米国、カナダ、メキシコの共同開催。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が「同じことが起こると信じるのは馬鹿げたことではない」と報じている。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)でベスト16入りした日本と韓国に対し、米メディアが学ぶべきことを指摘した。次回2026年大会は米国、カナダ、メキシコの共同開催。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が「同じことが起こると信じるのは馬鹿げたことではない」と報じている。
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「W杯を開催したことが日本と韓国を変えた――ではカナダはどうか?」
こんなタイトルで始まった記事。2002年の日韓大会を引き合いに出し、両国のサッカー文化の変遷を説明している。
「それ(日韓W杯)まではJ1リーグは発足10年であり、世界トップの国際選手と直接触れ合う機会もなく、日本代表チームのメンバーの中には、最高級の国際サッカーは自国の若い選手には手が届かないところにあると信じているものも複数人いた」「それは共同開催国の韓国でも同じだった」
日韓W杯から20年が経ち、「初めて欧州と米国大陸以外で開催されたことのレガシーは何だったのか、考える価値がある」「2026年の開催国、特にカナダのようなサッカー新興国がそのレガシーから学べることは何だろうか?」と指摘している。
記事では日韓のプロリーグにしか触れていなかった若い世代が、世界トップのレベルを知ることの大切さを説明。「その若い世代の中には、当時J2でプレーしていたエイジ・カワシマも含まれる」。現在の日韓ベテラン勢は当時の光景から刺激を受け、今に至るという。