カタールW杯、日本は今夜クロアチアと対戦

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は5日午後6時（日本時間6日午前0時）、決勝トーナメント（T）1回戦で日本はクロアチアと対戦する。勝てば日本史上初のベスト8進出。日本サッカー界の悲願でもあり、多くの選手や関係者、ファンが口にする「W杯ベスト8」はいったいどれだけ凄いことなのか。過去、アジア勢では韓国の他に意外な国が達成している。

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　日本サッカー界にとって悲願ともいえるW杯での8強入り。ホスト国だった2002年日韓大会、2010年南アフリカ大会、2018年ロシア大会で決勝トーナメントに進出して16強入りしているものの、いずれも決勝T1回戦で涙をのんでいる。日韓大会はトルコに0-1、南ア大会はパラグアイと0-0で突入したPK戦で3-5、記憶に新しいロシア大会は終了間際のカウンターで失点してベルギーに2-3で敗北。8強入りへの挑戦は今回で4度目だ。

　アジア勢で過去にベスト8に到達したのは2か国。日韓大会での韓国の4位がアジア最高成績だが、それより36年前に1966年イングランド大会で北朝鮮がアジア勢初の8強入りを果たしている。グループリーグでソ連に敗れたものの、チリと引き分け、イタリアには1-0で勝利。2位で突破し、準々決勝でポルトガルに3-5で敗れている。

　ただ、同大会の出場国は16。アジア勢ではこれが唯一の「他国開催での8強入り」ではあるが、現行の32か国制で他国開催の8強入りとなれば、日本がアジア初となる。