三笘薫&堂安律は「W杯ゲームチェンジャーBIG2」 屈辱を味わったスペイン紙が2人を絶賛
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦する。グループリーグ最終戦で日本と戦い、敗れたスペインの地元紙はMF三笘薫と堂安律の活躍をクローズアップ。「今大会のゲームチェンジャーBIG2」と評し、三笘については所属するブライトンの監督が「彼のプレーは私に凄くソン・フンミンを思い起こさせる」と韓国代表ストライカーと姿を重ね合わせたコメントを紹介した。
マルカ紙が特集「ミトマとドウアン、W杯の“ゲームチェンジャーズ”」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦する。グループリーグ最終戦で日本と戦い、敗れたスペインの地元紙はMF三笘薫と堂安律の活躍をクローズアップ。「今大会のゲームチェンジャーBIG2」と評し、三笘については所属するブライトンの監督が「彼のプレーは私に凄くソン・フンミンを思い起こさせる」と韓国代表ストライカーと姿を重ね合わせたコメントを紹介した。
【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」 / スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー(GROWINGへ)
4日付のスペイン紙「マルカ」は「ミトマとドウアン、W杯の“ゲームチェンジャーズ”」との見出しで記事を掲載。GLのスペイン戦、ドイツ戦ともに途中出場で0-1から逆転勝ちに導いたことを伝えた。
同紙は「日本は2勝を挙げたが、よくある勝利ではない。日本は逆転勝ちしたのだ。一つの大会でハーフタイムの時点で負けながら、2試合逆転勝ちしたのは、ブラジル(1938年)とドイツ(1970年)のみだ」と日本の逆転勝ちの歴史的な価値を強調。その上で「リツ・ドウアンとカオル・ミトマは、カタール2022の偉大なゲームチェンジャー(ゲームの流れを変える)BIG2としての座を確固としたものにした」と指摘した。
三笘については所属するプレミアリーグ・ブライトンでの活躍についても言及した。「ブライトンでもその役割を担っている。プレミアでプレーした9試合中、たった2試合しかスタメン出場していないが、W杯前の最後の2試合であり、チェルシー(4-1)とウォルバーハンプトン(3-2)相手に勝利をもたらし、1アシスト1ゴールを決めている」とし、所属クラブでもジョーカーの役割を担っていることを説明した。
その上で、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督の言葉を紹介。それによると「彼は偉大な選手になるポテンシャルを手にしている。さまざまなポジションでプレーすることができ、もっとゴールをマークするためのキャパシティを持っている」と三笘を評し、「彼のプレーは私に凄くソン・フンミンを思い起こさせる。彼はライバルたちにつっかかっていくことを恐れない。ここに偉大な一人の選手がいる」とプレミアで対戦する韓国FWにタイプを重ねているという。
スペイン戦では堂安が同点弾、三笘がゴールラインすれすれから田中碧の決勝点をおぜん立てしたことも記憶に新しい。史上初のベスト8進出を目指すクロアチア戦でも、2人は日本にとって欠かせない存在だ。
(THE ANSWER編集部)