カタールW杯、ドイツは2大会連続でGL敗退

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）で、グループリーグ（GL）E組だったドイツは日本との初戦に1-2で敗れるなど、1勝1敗1分でGL敗退となった。思わぬ結果がユニホームの価格にも表れてしまったようで、ドイツ紙は「大暴落！」「値段を容赦なく下げた」などと伝えている。

【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」　/　スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー（GROWINGへ）

　日本戦では後半に堂安律、浅野拓磨にゴールを許してまさかの逆転負けを喫したドイツ。スペインに引き分け、第3戦のコスタリカ相手には4-2で勝ったものの、2大会連続のGL敗退となった。同国の大衆紙「ビルト」はニュースラインで「ドイツ代表ユニホーム、価格大暴落！」と伝えた。

　記事では、ドイツが今大会で着用したホーム、アウェーユニホームのいずれも値下げされていることを伝え、「赤のアウェーユニホームに至っては45ユーロ（約6370円）で売り出されている。もとは90ユーロなのに！がっつり50％オフだ。さらに、これだけでは足りないようで、背番号と名前のプリント（通常15～20ユーロ）も無料！」とも伝えている。

「カタールでの悲しい敗退で、ドイツ代表にとってはまさにお買い得に。アディダスがアンラッキーユニホームの値段を容赦なく下げた」と伝えた同紙は、さらに「ドイツ代表にクリスマスボーナスはなし」との一報も報じている。

　ドイツ代表には最大40万ユーロ（5660万円）の報奨金が予定されていたという。「この過去最高額のボーナスは、キャプテンのマヌエル・ノイアーやトーマス・ミュラーらがW杯優勝した時の報奨金としてドイツサッカー連盟会長と交渉して決めていたものだが、グループリーグKOにより選手は何も手にできないことになった」と、GL敗退でなしとなったと伝えられている。