日本は「滞在先で、立つ鳥跡を濁さず」 韓国メディアもロッカー清掃&折り鶴に賛辞
サッカーのカタール・ワールドカップは1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で勝利。大金星で同組1位となり、決勝トーナメント進出を決めた。試合後、日本代表はいつものようにロッカールームを清掃し、「ありがとう」というメッセージと11羽の折り鶴を残した。韓国メディアもこの行いに「立つ鳥跡を濁さず」「イメージアップはサッカーだけに留まらない」と称賛を送っている。
カタールW杯、日本がスペイン戦後にもロッカー清掃
サッカーのカタール・ワールドカップは1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で勝利。大金星で同組1位となり、決勝トーナメント進出を決めた。試合後、日本代表はいつものようにロッカールームを清掃し、「ありがとう」というメッセージと11羽の折り鶴を残した。韓国メディアもこの行いに「立つ鳥跡を濁さず」「イメージアップはサッカーだけに留まらない」と称賛を送っている。
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ドイツに続き、強豪スペインを破った日本。大金星の後も、変わらず感謝をロッカールームに残した。
大会公式ツイッター日本語版が掲載したのは。日の丸のマークがあるロッカールームでの1枚の写真。吊るされたハンガーなど、あたり一面が整理整頓されている。そして、テーブルの上には「ありがとう」と書かれたメッセージと11羽の折り鶴。心を込めた贈り物だった。
この行いについて、韓国メディア「sportalkorea」が「またも整頓されたロッカールーム『サムライブルー』と書かれた11羽の鶴に注目」との見出しで報じた。「日本がベスト16進出の喜びを満喫しながらも、滞在先では『立つ鳥跡を濁さず』」と称えている。
記事ではまず、日本の快挙について「日本が今大会を通じてアジアサッカーに名を馳せ、W杯関連のアジア記録をいくつか塗り替えた。アジア初の2大会連続ベスト16入りに成功した日本は、アジア国家最多のグループリーグ通過回数も4回に増やした。本大会で収めたアジア最多勝利も韓国を上回った。これまで韓国が計6勝で最も多かったが、日本が2勝を追加し、7勝で単独記録を保有することになった」と記した。
さらに「日本のイメージアップはサッカーだけに留まらなかった」と、今大会で日本の選手、サポーターが見せてきた善行にフォーカス。「ファンが観客席を片付けながら完璧な観戦客と評価される中、選手団も使用した席を掃除したことで目を引いている。4年前のロシアW杯でも、日本が使用したロッカールームのきれいさが話題になり、今回もドイツ戦が終わると、ほこり一つなく整理した姿が賛辞を受けた」と、以前の大会から話題になっていたことも伝えていた。
(THE ANSWER編集部)