日本―スペイン戦を観戦していたイニエスタが話題

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は1日（日本時間2日）、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で逆転勝ち。勝ち点6のグループ首位で決勝トーナメント（T）進出を決めた。試合中には客席で観戦する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが目撃され、海外で「イニエスタの顔がこの試合を物語っている」「息子可愛い」「可哀想だ」と話題になっている。

　目の前で繰り広げられる光景に表情を失った。

　1点をリードしていた後半3分に堂安律、同6分に田中碧に連続得点を決められ、逆転を許したスペイン。そのまま1-2とビハインドで迎えた後半20分、海外の中継映像に客席の様子が写った。そこにはイニエスタの姿が……。

　イニエスタが表情を失い、隣で俯いている子供にスマホを見せているシーン。明らかにどんよりとした空気が漂っていることが映像でも見て取れる。この様子が海外で話題になり、ネット上では大きな反響が寄せられている。

「イニエスタの顔がこの試合を物語っている」
「悲しいのかな？」
「2位だからいいじゃないか」
「がっかりしてる」
「息子可愛い」
「可哀想」

　このような声が続々と上がっていた。

　大会中にはスペイン代表の練習を訪問し、後輩たちを激励していたイニエスタ。現在はJリーグ神戸でプレーする世界的レジェンドにとっても、母国の敗戦はインパクト十分だったことだろう。

　しかし、2位でグループリーグ突破を決めたスペイン。モロッコと戦う決勝トーナメント1回戦から世界一を目指す。