日本が残した“美しき敗者”の姿 海外ファン感銘「学ぶべきことたくさんある」
サッカー日本代表はワールドカップ(W杯)ロシア大会で2大会ぶりの16強入り。決勝トーナメント1回戦でFIFAランク3位のベルギーを2点リードして追い詰めるなど、ピッチ上の奮闘ぶりは世界の称賛を呼んだが、米メディアは日本の選手、サポーターがピッチ外で残したスポーツマンシップの様子を画像で公開。“美しき敗者”の姿に対し、海外ファンは「こういう行いが必要、素晴らしいスポーツマンシップの見本だ」「このような行いから学ぶべきことはたくさんある」などと尊敬を集めている。
ロッカーで客席で…米メディアが公開した画像に反響「こういう行いが必要だ」
サッカー日本代表はワールドカップ(W杯)ロシア大会で2大会ぶりの16強入り。決勝トーナメント1回戦でFIFAランク3位のベルギーを2点リードして追い詰めるなど、ピッチ上の奮闘ぶりは世界の称賛を呼んだが、米メディアは日本の選手、サポーターがピッチ外で残したスポーツマンシップの様子を画像で公開。“美しき敗者”の姿に対し、海外ファンは「こういう行いが必要、素晴らしいスポーツマンシップの見本だ」「このような行いから学ぶべきことはたくさんある」などと尊敬を集めている。
敗れはした。しかし、日本は“美しき敗者”だった。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」が公式インスタグラムに公開したのは、4枚の画像だった。
1枚目はゴミ一つ落ちておらず、まるですでに清掃されたかのようなロッカールーム。中央には、ロシア語で「スパシーバ(ありがとう)」のカードが置かれている。FIFA関係者が試合後に公開して話題を呼んだものだ。2枚目は被り物をしたり、ハチマキを巻いたりした日本人サポーター2人がゴミ袋を持って客席を清掃している様子。いずれも日本らしさを象徴するものだ。
投稿では「日本は敗退後にも関わらずスタンドを掃除し、ベルギー戦後のロッカールームではロシア語で『ありがとう』とメッセージを残した。彼らだけではない、サウジアラビアやセネガルもW杯で同じ行いをしてきた。全てのファンとスポーツマンに感謝を表明した!」とつづり、日本から波及した2か国のサポーターも清掃活動する写真2枚も添えている。