エディー前ラグビー日本代表HCがレスター監督解任劇に教訓「最高の例」
ラニエリ監督に同情も「成功の後にも非難が付いて回る」
記事では「人生は全て短期間で決まる。スポーツの世界でも同じことだ。誰もが性急に結果を求める。すぐに結果を出せなければ、サヨナラを告げることになるんだよ。彼(ラニエリ監督)には気の毒に感じている。認めざるを得ない。彼には多くの共感を覚えている。なぜなら、物事は変わり、チームも変化した。彼はおそらく昨年と同じ仕事をしていたのだろう。だが、それでは十分じゃなかった」とコメントしている。
また、その悲劇を選手にも教訓として伝えたという。英紙はエディー氏が「私は選手たちに今朝伝えたんだ。レスターは成功の後にも非難が付いて回るという最高の例だ、とね。最終的には責任は選手とスタッフにある。我々にはチームを前進させるための共同責任が存在するんだ」と語ったことも紹介している。
栄冠を手にしても、すぐに過去のものとなる。エディー氏はレスターの監督更迭劇を受け、プロの世界の厳しさを改めて訴えている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer