W杯で凡ミスに心底落胆する後輩GKへ C.ロナウドが取った熱い行動が話題「笑わなきゃ」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は24日、H組ポルトガルがガーナを3-2で下して白星発進したが、終了間際にヒヤリとさせられるシーンが。落ち込み、反省しきりのチームメートに対し、主将のクリスティアーノ・ロナウドが取った粋な行動が話題になっている。
3-2で勝ったガーナ戦後、味方GKにかけた言葉
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は24日、H組ポルトガルがガーナを3-2で下して白星発進したが、終了間際にヒヤリとさせられるシーンが。落ち込み、反省しきりのチームメートに対し、主将のクリスティアーノ・ロナウドが取った粋な行動が話題になっている。
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前半こそスコアレスで推移した試合も、後半に両チームのゴールラッシュ。20分にC.ロナウドがPKを決めてW杯史上初の5大会連続ゴールをマークすると、その後両チームが2点ずつ取り合い、ポルトガルが3-2で迎えたアディショナルタイム9分に“珍事”は起こった。
ポルトガルGKディエゴ・コスタがゴールキックを蹴ろうと、手にしていたボールを転がししたその時、背後のゴール付近で“身を潜めていた”ガーナのイニャキ・ウィリアムズが忍び寄り、ボールを奪取。あわや同点のピンチだったが、ポルトガルDFがこれを奪い返し、事なきを得たところで試合が終わった。
しょんぼりと肩を落としながら引き揚げていたコスタに近寄ったのはロナウド。険しい表情で話しかけていたため、説教のようにも見えたが、実際は違っていた。英紙「ザ・サン」はこのシーンについて報道。このやり取りでロナウドは「笑え、俺らは勝ったんだ。ゴールは奪われなかっただろ?」「笑わなきゃ。俺らは勝ったんだぞ。あと1勝で決勝トーナメントだ。笑っていいんだ。行くぞ」と叱咤激励していたと伝えている。
W杯前まで所属していたマンチェスター・ユナイテッドと契約解除するなどロナウド個人の周囲は何かと騒がしいが、ポルトガル代表の主将としては強烈なリーダーシップを発揮している。
(THE ANSWER編集部)