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女子ゴルフ14勝の有村智恵が休養表明、QT出場せず 引退は否定「来年は少しお休み」

女子ゴルフで国内ツアー14勝の有村智恵(フリー)が29日から行われる最終QTに出場せず、当面休養することを24日、自身のインスタグラムで表明した。引退については否定し、「試合に出ない期間じゃないと出来ないゴルフとの向き合い方や学び方もしていきたい」とつづった。

休養することを表明した有村智恵【写真:Getty Images】
休養することを表明した有村智恵【写真:Getty Images】

インスタグラムで報告

 女子ゴルフで国内ツアー14勝の有村智恵(フリー)が29日から行われる最終QTに出場せず、当面休養することを24日、自身のインスタグラムで表明した。引退については否定し、「試合に出ない期間じゃないと出来ないゴルフとの向き合い方や学び方もしていきたい」とつづった。

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 来季のシード権を逃していた有村は投稿で今季を振り返り、ファンへの感謝のメッセージを掲載。「結果としては満足いくことはなかったんですが、結果以上に準備ができないことの歯痒さに苦しめられた一年だったなと思います」と記した。その上で、来季について「来週のファイナルQTは受けずに来年は少し試合をお休みしようかなと思っています」と表明。「理由は、妊活に専念するためです」とした。有村は昨年12月に入籍したことを自身のSNSで報告していた。

「センシティブな部分なので、あまりこういう場で細かいお話をしたくはないな、という思いもあって」と、先にSNSのライブ配信で想いを伝えたことを明かした上で「LINEライブを見て下さってた皆さんからも、スポンサーの方々からも、この決断をしたことに対してたくさんの温かい言葉を頂き、本当に感謝しております」と感謝。一方で「引退するわけではないので、逆に試合に出ない期間じゃないと出来ないゴルフとの向き合い方や学び方もしていきたい」「これからもゴルフに対する向上心を胸に、自分なりに出来る事を探していきたいと思います!」と前向きにつづった。

 35歳の有村は、2008年のプロミスレディスゴルフトーナメントで初優勝以来、積み上げた優勝回数は14を数える。宮里藍、上田桃子らとともに女子ゴルフを牽引してきた。2018年のサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントで6年ぶりに優勝を飾って以降は再び、タイトルから遠ざかり、今シーズンは相次ぐ故障もあって予選落ちすることが増えた。それでも、女子ゴルフ界の魅力を発信する活動にも奔走し、今年は30歳以上の女子ゴルファーでツアー外の大会を立ち上げ、精力的に活動。女子ゴルフ界にとっていなくてはならない存在であることは言うまでもない。

 最後には「皆さん、今年一年本当に応援ありがとうございました また会える日を私も楽しみにしています!」と締めくくった。投稿には多くの女子ゴルファーはもちろん、ファンからも「素晴らしいです!」「ママさんゴルファー! まだまだこれから」「女子アスリートのお手本になってみんなが幸せになってほしいですね」「ゆっくり焦らず楽しい毎日をお過ごしください」「応援しています」など温かいエールが続々と寄せられている。

(THE ANSWER編集部)


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