なぜスペインは負けたのか? 4つの敗因を母国紙が特集「低調な選手、監督の采配…」
ドタバタ解任劇もチームに影を落とした
2つ目はやはり「監督イエロ」。選手起用に疑問符をつけている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
「W杯が開始される2日前にスペインの指揮官に昇任される責任を背負ったイエロはチームに新しい物を与える事はできず。ロシア戦でチアゴ、カルバハルやイニエスタをベンチに置き、さらに批判が相次ぐデ・ヘアをスタメンで起用し続けた。イエロのスペイン代表で未来は不透明」
3つ目は開幕直前のドタバタ劇を演じた「ロペテギ前監督とレアルマドリード」だった。
「開幕前にフレン・ロペテギがレアル・マドリードの監督に就任することが発表されスペイン代表の監督を解任となった。多くの人はフレン・ロペテギとレアル・マドリードがスペイン代表を動揺させたと思っている」
そして4つ目は……「全ての項目」だった。
「選手達もイエロ監督も求められたパフォーマンスを発揮できなかった。ロペテギのレアル・マドリード監督の就任に関する報道のタイミングも悪く、スペインのサッカー協会の会長マヌエル・ルビアレスの判断も良くなかったと言える。この中で一番責任が重い人を評価するには数日あるいは数か月かかるだろう、ただし9月にユーロ2020の予選が始まる前までには、あらゆる問題を解決して行かなければならない」
こう締めくくっている。敗因を1つに絞るのは難しいだろう。様々な問題が絡み合って沈んだ“無敵艦隊”。一世を風靡したスペインの“ティキ・タカ”は、一つの役目を終えた。
(THE ANSWER編集部)