スペインは「10年後退」 敗退に地元紙呆然「誰一人良いプレーを見せる事はなかった」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は1日、決勝トーナメント1回戦でスペインがロシアに1-1(PK3-4)で敗れ、16強でまさかの敗退を喫した。前半39分にDFジェラール・ピケがエリア内で痛恨のハンドを犯し、PKで追いつかれると、後半は圧倒的にボールを支配しながらも、最後の決め手を欠いた。最後は開催国ロシアに大金星を献上。“無敵艦隊”の早すぎる敗退を、スペインメディアは厳しい目を向けている。
スペインの敗退に地元紙が続々厳しく批評
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は1日、決勝トーナメント1回戦でスペインがロシアに1-1(PK3-4)で敗れ、16強でまさかの敗退を喫した。前半39分にDFジェラール・ピケがエリア内で痛恨のハンドを犯し、PKで追いつかれると、後半は圧倒的にボールを支配しながらも、最後の決め手を欠いた。最後は開催国ロシアに大金星を献上。“無敵艦隊”の早すぎる敗退を、スペインメディアは厳しい目を向けている。
スペイン紙「ラ・バングアルディア」は「PKが平凡なスペインを敗退に追い込む」と題して敗退を報道している。
「ルジニキスタジアムのピッチで起きた事は反省しなければならない、大会が始まる前にロペテギ監督解任を含めて、スペイン代表が抱えていた問題を解決できずにワールドカップを去った。4試合とも満足のできるレベルのプレーができずにロシアに別れを告げた」
記事ではこう伝え、監督の電撃解任に始まったドタバタ劇を解消できないままだったとレポートしている。
スペイン紙「エル・パイス」は「10年後退」との見出しで試合をレポート。
「ロシアに到着した瞬間からロペテギのレアル・マドリード監督就任問題で代表が崩れる事は予想できた。ピッチの上では誰一人良いプレーを見せる事はなかった」
選手のパフォーマンスは低調だったとバッサリ斬っている。優勝候補として臨んだロシアの舞台で、輝きを発揮できないまま、一時代を築いたスペインのパスサッカーは終わりを迎えた。
(THE ANSWER編集部)