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原英莉花、昨年女王の意地で最終戦切符 滑り込み31位「もう怖いものは何もない」

女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは20日、愛媛・エリエールGC松山(6575ヤード、パー71)で最終日が行われた。18位から出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は3バーディー、ボギーなしの69で回り通算8アンダー。15位で大会を終えた。メルセデス・ランキング(MR)で31位となり、最終戦の国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC)の出場権を滑り込みで獲得した。

大王製紙エリエールレディスで15位となった原英莉花【写真:Getty Images】
大王製紙エリエールレディスで15位となった原英莉花【写真:Getty Images】

メルセデス・ランキング31位でリコーカップ出場権獲得

 女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは20日、愛媛・エリエールGC松山(6575ヤード、パー71)で最終日が行われた。18位から出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は3バーディー、ボギーなしの69で回り通算8アンダー。15位で大会を終えた。メルセデス・ランキング(MR)で31位となり、最終戦の国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC)の出場権を滑り込みで獲得した。

 ホールアウト後に「ボギー打たなかったのは良かったです。バーディー獲れないだけに(笑)。なかなかパッテングが……」とコメントした原。この日は3バーディーだったが、スコアを落とすことは1度もなくフィニッシュ。今季ツアー優勝者やMR上位者など、40人の資格者に限定された最終戦リコーカップの出場権をなんとか手にし、昨年大会女王の意地を見せた。

 4日間ともアンダーパーで回ったものの、ビッグスコアは出なかった。「気持ちはずっと持てていたと思います。そこにショットもパットもアプローチも伴いませんでした。技術が足りません」と現状を分析。ただ、ディフェンディング大会でファンの応援も大いに受けたようで「こんなに出身地から遠いのに、応援してもらえるって嬉しかったし、優勝するって地域で知ってもらえるきっかけになるんだなと感じました」と感謝した。

 リコーカップ開催地の宮崎へは直接移動する予定。これで最後のツアー優勝からちょうど1年となったが「もう怖いものは何もないので、自分が持っているものを出し切れるように」と最終戦へ前向き。「ちょっとしたきっかけでスカッとできると思うので、そのきっかけを掴めるように来週までの調整期間で頑張りたいなという気持ちです」と意気込んだ。

(THE ANSWER編集部)


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