ホールインワン賞500万円でも半額しかもらわない理由 三ヶ島かな「約束してたから」
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは18日、愛媛・エリエールGC松山(6575ヤード、パー71)で第2日が行われ、ツアー通算1勝の26歳・三ヶ島かな(ランテック)は16番でホールインワンを達成した。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が動画を公開。賞金500万円を獲得した三ヶ島は、粋な使い道を明かした。
大王製紙エリエールレディス第2日
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは18日、愛媛・エリエールGC松山(6575ヤード、パー71)で第2日が行われ、ツアー通算1勝の26歳・三ヶ島かな(ランテック)は16番でホールインワンを達成した。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が動画を公開。賞金500万円を獲得した三ヶ島は、粋な使い道を明かした。
三ヶ島の喜びが溢れ出た。190ヤードの16番パー3。5UTで放たれたボールは、ピン手前30センチに着弾した。バウンド後にカップイン。大歓声が上がり、本人も驚きの表情を浮かべた。両手を上げ、「やった~!」とぴょこぴょこと激しく飛び跳ねて大喜び。同組選手、キャディーとハイタッチを交わした。
JLPGA公式ツイッターは動画を公開。ファンからは「お見事!!」「笑顔が素敵です~」と反響が集まった。三ヶ島はホールインワン賞500万円(提供:大王海運株式会社)を獲得。ラウンド後はショットの手応えについて、「めっちゃありました。みんな打った瞬間を見ていてくれて、良いよ良いよって話していました」「大王海運さん、ありがとうございます」と振り返った。
エース達成前は組内で「ホールインワンをする話をずっとしていたんですよ。500万って大きいよねと話をしていて」と話題にしていたという。使い道については、佐々木ひろしキャディーと折半する予定だ。
「約束だったんです。今シーズン始まってからずっと話していて、やっと入った感はあります。ずっと一緒に狙っていたんですよ。今日一日はピンを狙っていこうと話していました。佐々木さんもニヤニヤですよ。たぶん、今日はお酒がめっちゃ進むかもしれない」
自身が得られるのは半額だが、快挙を喜んだ一打。この日はホールインワンを含む1イーグル、4バーディー、2ボギーの67で回り、通算2アンダーの34位で予選通過した。メルセデス・ランキングは24位でシード権獲得は確定的。「今日はやってやるぞという感じで、朝は会場に来たので結果が出て良かったです」と話した。
(THE ANSWER編集部)