日本とW杯同組スペイン代表に「所属先でスタメン外が8人…」 選考に国内から批判噴出
サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で日本と同組のスペイン代表は11日に大会メンバー26人を発表した。しかし、国内の記者からはリストを巡って「これは、スペイン代表のリストじゃない」「所属クラブでスタメンを取っていない選手が8人もいる」と批判の声も上がっている。
26人のリストを発表したルイス・エンリケ監督
サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で日本と同組のスペイン代表は11日に大会メンバー26人を発表した。しかし、国内の記者からはリストを巡って「これは、スペイン代表のリストじゃない」「所属クラブでスタメンを取っていない選手が8人もいる」と批判の声も上がっている。
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森保ジャパンと1次リーグ第3戦で対戦するスペイン。ルイス・エンリケ監督は11日に大会メンバーを発表。バルセロナのMFセルヒオ・ブスケッツ、MFペドリ、FWアンス・ファティなどが選出された。一方で、歴代最多180キャップを保持するDFセルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマン)は落選。発表された26人のリストについて、国内の一部記者からは疑問の声も上がっている。
地元紙「マルカ」によると、スペインの有名サッカー番組に出演したジョセップ・ペドレロル記者は「これは、スペイン代表のリストじゃない。ルイス・エンリケのリストだ」と強調。「ルイス・エンリケに感謝している選手を連れていっている」とし、監督のお気に入りメンバーであると皮肉を込めた。
一方、地元紙「アス」によると、約150万人の視聴者がいる人気サッカーラジオ番組「エル・ラルゲロ」内で、フリオ・プリード記者は「所属クラブでスタメンを取っていない選手が8人もいる」と批判。監督は「最高のリストが出来上がった」と会見で述べていたが、同記者は「ルイス・エンリケにとっては仰天するほど素晴らしいリストだが、スペイン人全員にとっても、そうであることを望む」と指摘し、世論とは一致するメンバーではないと断じた。
(THE ANSWER編集部)