女子ゴルフ年間女王なるか 21歳山下美夢有が逆転Vへ「いつも通りに、1打でも少なく」
女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは12日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で第2日が行われた。単独首位で出たツアー通算4勝の21歳・山下美夢有(加賀電子)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算11アンダーの2位に後退。逆転優勝かつメルセデス・ランキング(MR)2位の西郷真央(島津製作所)が今大会単独4位以下なら、MRトップを走る山下の「年間女王」が決まる。13アンダーの上田桃子(ZOZO)が単独首位。
伊藤園レディス第2日
女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは12日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で第2日が行われた。単独首位で出たツアー通算4勝の21歳・山下美夢有(加賀電子)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算11アンダーの2位に後退。逆転優勝かつメルセデス・ランキング(MR)2位の西郷真央(島津製作所)が今大会単独4位以下なら、MRトップを走る山下の「年間女王」が決まる。13アンダーの上田桃子(ZOZO)が単独首位。
山下は16番でこの日唯一のボギーを打った。上田とのデッドヒート。最終的には2打差をつけられたが、このボギーを引きずらず、17、18番でパーをセーブしたことをプラスに捉えた。
「うまく切り替えられました。今日はいいリズムで上田さんと回れました。プレーしやすかったです」
ショット、パットとも好調で3番からは4連続バーディー。14番パー4では、上田が第2打をピン20センチにつけると、自身は1メートルにつけてバーディーを奪った。そんな「伸ばし合い」の展開が最終日も続くとみている。
「上田さんは、ショットが凄いですし、パッティングも強気で決めてくる。全体的いいプレーです。私もいつも通りにプレーして、1打でも少なく回りたいです」
頭の中は「年間女王」よりも、目の前にある優勝のチャンスを生かすこと。それだけだ。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)