元オールブラックス戦士、ボクシング転向初黒星 壁となった元K-1王者に「残酷なKO負け」
5日にボクシングのヘビー級8回戦がオーストラリア・シドニーで行われ、元ラグビーニュージーランド代表のソニービル・ウィリアムズと元K-1王者のマーク・ハント(ニュージーランド)が対戦した。ウィリアムズ有利の展開だったが、ハントが逆転勝利。注目の一戦を英紙も「残酷なKO」と報じている。
ソニービル・ウィリアムズが元K-1王者と対戦
5日にボクシングのヘビー級8回戦がオーストラリア・シドニーで行われ、元ラグビーニュージーランド代表のソニービル・ウィリアムズと元K-1王者のマーク・ハント(ニュージーランド)が対戦した。ウィリアムズ有利の展開だったが、ハントが逆転勝利。注目の一戦を英紙も「残酷なKO」と報じている。
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初回から手数を出していたのはウィリアムズ。相手をロープ際に追い込むシーンも見られた。しかし4回、ハントの右が顔面に直撃するとマウスピースが外れる。そこからウィリアムズは至近距離で連打を浴び、キャンバスに両膝をついて1度目のダウン。さらに再開後もハントのラッシュに対応できず、レフェリーが試合を止めた。
3回までにウィリアムズが試合の主導権を握っていただけに意外な結末。英紙「ザ・サン」は「残酷なKOを食らい、大逆転負けを喫した」と元オールブラックス戦士の敗北を報じている。記事では序盤はウィリアムズがリードしていたことを伝え、「4回にハントは攻勢に出た。ウィリアムズは重い連打を止めることができなかった」と描写している。
同紙はウィリアムズの談話を紹介。「サモアの怪人であるマーク・ハントと対戦出来て誇りに思う」と相手を称え、「ベストを尽くしたが足りなかった」と振り返ったという。37歳のウィリアムズはラグビー引退後にボクシングへ本格転向。これまでのキャリアで9連勝していたが、今回初黒星を喫した。
(THE ANSWER編集部)