西村優菜、同学年・蝉川泰果のプロデビュー祝福 ジュニア時代は「お父さんに怒られ…」
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック(6616ヤード、パー72)が3日、滋賀・瀬田GC北Cで開幕する。前日の2日はプロアマ戦が行われ、古江彩佳(富士通)、西村優菜(スターツ)らが取材対応した。2人は、同じ関西出身で同学年のトッププロ。アマチュアながら国内ツアー出場2試合優勝で、10月31日にプロ宣言した男子ゴルフの蝉川泰果(せみかわ・たいが=東北福祉大4年)も同学年で、4日のマイナビABCチャンピオンシップで蝉川がプロデビューすることを喜びつつ、蝉川への感想、呼び方には違いを見せた。
3日からTOTOジャパンクラシック
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック(6616ヤード、パー72)が3日、滋賀・瀬田GC北Cで開幕する。前日の2日はプロアマ戦が行われ、古江彩佳(富士通)、西村優菜(スターツ)らが取材対応した。2人は、同じ関西出身で同学年のトッププロ。アマチュアながら国内ツアー出場2試合優勝で、10月31日にプロ宣言した男子ゴルフの蝉川泰果(せみかわ・たいが=東北福祉大4年)も同学年で、4日のマイナビABCチャンピオンシップで蝉川がプロデビューすることを喜びつつ、蝉川への感想、呼び方には違いを見せた。
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ジュニア時代、同じ関西出身で、同じ時を過ごした3人。既にトッププロとして活躍している古江と西村は、蝉川の快進撃を喜んでいた。
古江「まず1勝しただけでもうれしかったですけど、すぐにメジャーを獲ったのは『すごすぎる』ので、そういうメッセージを送りました」
西村「もう、ビックリです。『あんな強いプレーできるんだ』と思いました」
古江は小学校時代から蝉川と一緒にラウンドをし、「ドライバーが飛ぶ」という印象を持っていた。
「小3、小4の頃からすごくうまかったですし、よく飛んでいました。『早く追いつきたいな~』と思っていました」
しかし、西村の印象は大きく違っていた。
「試合の時に会ったりしましたが、お父さんに怒られて、泣いて、しょげている蝉泰(せみたい)のイメージが強くて(笑)。でも、日本オープンの時はすごくカッコ良かったです」
ちなみに、古江は蝉川を「泰果」と呼んでいるというが、3人の中では、最も早く米ツアーを主戦場とし、ルーキーイヤーの今季はスコティッシュオープンで1勝を飾っている。今大会は3年ぶりの日米共催となり、古江は前年大会覇者でありながら、「また、違う感じなので、連覇という思いは持たず、4日間でカットがないので、攻めるプレーができたらと思います」などと話した。
西村は今季最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップまで、残り全4試合に出場後、渡米して米ツアー最終予選会(Qスクール)を受験する予定でいる。ただ、今大会に優勝すれば受験免除で、ツアーの出場権を獲得できる。
「Qスクールへの準備は進めていますが、その前に1つのチャンスがあると思って、一生懸命プレーしたいです」
蝉川も「4大メジャーで優勝したい」と話しており、海外での活躍を希望している。今後も意識し合いながら、3人はそれぞれの夢を追っていく。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)