2打差2位の川崎が金田にリスペクトあふれるメッセージ

　女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディスで2位となった川崎春花（村田製作所）がインスタグラムを更新。最後まで優勝争いを演じながら、惜しくも金田久美子（スタンレー電気）に2打差で敗れたが、「隙のないゴルフ、本当に圧巻でした！」「久美子さんのように応援されるゴルファーになりたい！」と敬意を示した。また、ラウンド後に交わしたハグの写真も掲載し、「とても敬意を払ってるなぁ」「性格の良さがでますね」との声が寄せられた。

　敗れた悔しさよりも金田に対する敬意が上回った。2週連続Vを狙っていた川崎は首位に一時1打差に迫りながら惜敗。試合後に更新した投稿では「最後まで優勝争いができて楽しかったです」と記すと、「久美子さん、優勝本当におめでとうございます！　隙のないゴルフ、本当に圧巻でした！」と金田を祝福した。

「何よりも久美子さんのようにたくさんのファンの方々から応援されるゴルファーになりたい！　と今日一日を通して心からそう思いました。目の前で優勝を見させていただけて嬉しかったです。本当におめでとうございます！」

　さらに4枚の写真を掲載し、その1枚はラウンド直後、ウィニングパットを沈めた金田に歩み寄ってハグをした場面。涙をこらえる金田を、笑顔でやさしく祝福した。勝者に対するリスペクトが伝わるシーンだった。この投稿には、多くの反響が寄せられている。

「春花ちゃんがとても敬意を払ってるなぁっていうのを感じました」
「相手に対する尊敬の気持ち、あなたの性格の良さがでますね」
「春花プロ、既に多くのファンに愛され応援される、素晴らしいプレイヤーですよ」
「素敵な言葉」
「おふたりともナイスプレーでした！」
「優勝した金田選手を称え、学んでいく姿勢も素敵です」

　などと、川崎の行動への賛辞も多かった。9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯でツアー初優勝、前週のNOBUTA GROUPマスターズGCレディースで2勝目を飾った19歳の新人。激闘を繰り広げた14歳上の先輩の姿から学ぶことは多かったようだ。