20歳渡辺倫果、6位からGP逆転Vを海外メディア称賛 大技成功に「美しく巧みな3回転半だ」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは最終日は29日(日本時間30日)、ミシソーガで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の渡辺倫果(法大)がフリー1位の134.32点、合計197.59点で逆転優勝を飾った。大技3回転アクセルも成功させ、GPシリーズ初出場で初優勝の快挙。海外メディアも「美しく巧みなトリプルアクセルだ」「自信に溢れて、よく滑っていた」と評価した。
GPシリーズ第2戦スケートカナダで初出場初優勝
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは最終日は29日(日本時間30日)、ミシソーガで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の渡辺倫果(法大)がフリー1位の134.32点、合計197.59点で逆転優勝を飾った。大技3回転アクセルも成功させ、GPシリーズ初出場で初優勝の快挙。海外メディアも「美しく巧みなトリプルアクセルだ」「自信に溢れて、よく滑っていた」と評価した。
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着物風の和テイストを盛り込んだ衣装で、冒頭から大技3回転アクセルに成功した渡辺。今季のフリー曲「JIN」に乗せ、堂々と舞った。以降、ジャンプでわずかなミスが出たものの、3本のスピンすべてでレベル4を獲得するなど、質の高い演技を披露。滑り終えた後は感極まった表情を浮かべた。フリー1位の134.32点をマークし、4.63点差をひっくり返して逆転優勝となった。
GPシリーズ初出場にして初優勝を飾った20歳を海外メディアも評価。ツイッター上では、米名物記者のジャッキー・ウォン氏は「アクセルにレビューがつくかもしれないが、美しいジャンプだった。自信に溢れて、よく滑っていた」、米専門メディア「フィギュアスケーターズオンライン」も「凄い。日本のリンカ・ワタナベによる素敵なフリーだった。美しく、巧みなトリプルアクセル。唯一のミスは3回転ルッツ」と高評価を与えた。
国際スケート連盟(ISU)は3回転アクセルを成功させた動画を投稿し、「頂点へ大躍進。リンカ・ワタナベが力強いフリーを披露。スケートカナダ表彰台のトップに躍り出た」と評した。欧州衛星放送「ユーロスポーツ」も「SP6位から輝かしいフリーでチャンピオンに。ロンバルディアの覇者、リンカ・ワタナベが大会を支配。魅せる演技で197.59点を記録」と伝えた。
(THE ANSWER編集部)