河本結、1打差2位で涙 男子プロの弟に「ごめんね」ギャラリーに「本当にすみません」
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースは23日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位で出た19歳新人・川崎春花(フリー)が5バーディー、2ボギーの69で回って通算15アンダーで逃げ切り優勝を飾った。同じく首位で出た河本結(RICOH)は70で回り、1打差の2位。涙を流し「ギャラリーの方々に本当にすみません」と振り返った。
NOBUTA GROUPマスターズGCレディース最終日
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースは23日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位で出た19歳新人・川崎春花(フリー)が5バーディー、2ボギーの69で回って通算15アンダーで逃げ切り優勝を飾った。同じく首位で出た河本結(RICOH)は70で回り、1打差の2位。涙を流し「ギャラリーの方々に本当にすみません」と振り返った。
河本があと一歩届かなかった。同じ最終組の川崎が1番でボギー。自身はバーディーを奪い、いきなり2打差をつけた。デッドヒートを繰り広げた中、13番でボギー。バーディーを奪った川崎に首位の座を明け渡した。15番でバーディーを奪うなど、最後まで激闘。大会を盛り上げたが、3年7か月ぶりのツアー通算2勝目はならなかった。
ラウンド後は涙ながらにテレビインタビューに対応。男子プロで今季優勝している弟・力も観戦に駆け付けた。「心配してくれていたので、優勝する姿を姉として見せたかったけど、本当にごめんねという気持ち。たくさんのギャラリーの方々に本当にすみませんという気持ちですね」と大粒の涙を流し、こう続けた。
「最後まで諦めずにプレーできたので、それはよかったなって思います。なかなか思うようなゴルフをずっとできなくて、やっと優勝できそうな雰囲気になって逃してしまった。また優勝という目標に向かって努力していきたい。弟に会うのがちょっと申し訳ないです。疲れている中で心配だから応援に来てくれたと思います。切磋琢磨していけるように話し合っていきたいです」
復活まで努力を続けてきた1998年度生まれの黄金世代。24歳が再出発を誓った。
(THE ANSWER編集部)