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19歳新星・川崎春花、2勝目に京都訛りで喜び「最終組でワクワク。始まると緊張した」

女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースは23日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位で出た19歳新人・川崎春花(フリー)が5バーディー、2ボギーの69で回って通算15アンダーで逃げ切り優勝を飾った。9月の国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は大会最年少19歳133日で優勝。6週ぶりに早くもツアー通算2勝目を手にした。

NOBUTA GROUPマスターズGCレディースで優勝した川崎春花【写真:Getty Images】
NOBUTA GROUPマスターズGCレディースで優勝した川崎春花【写真:Getty Images】

NOBUTA GROUPマスターズGCレディース最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースは23日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位で出た19歳新人・川崎春花(フリー)が5バーディー、2ボギーの69で回って通算15アンダーで逃げ切り優勝を飾った。9月の国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は大会最年少19歳133日で優勝。6週ぶりに早くもツアー通算2勝目を手にした。

 出だしは躓いた。川崎は1番でボギー。首位で並んで出た同じ最終組の河本結がバーディーを奪い、いきなり2打差をつけられた。それでも、2番のバーディーでバウンスバック。8、9番でもバーディーを奪い、13番のバーディーで14アンダーとした。このホールで河本がボギー。川崎が単独首位に躍り出た。

 同期の佐藤心結の猛追で並ばれた。しかし、15番パー5の第3打で約50センチにつける好アプローチ。バーディーで再び単独首位に浮上した。重圧のかかる終盤もパープレー。最終18番で数十センチのウィニングパットを沈めると、満面の笑みを浮かべてキャディーと喜びを分かち合った。

 優勝インタビューでは「1勝目を挙げてからこんなに早く2勝目を挙げることができて本当に嬉しいです。優勝してからそのあとの2試合は予選落ち。結構、気持ち的に焦りがあった。その中でこうしてまた勝つことができれ嬉しいです」と喜び。京都訛りが混じり、こう続けた。

「予選落ちした時にもう一度自分の立ち位置とか、自分のゴルフを見直しました。最終日最終組は初めてでワクワクしていたけど、いざ始まると緊張しました。ボギーを獲っても次のホールに引きずらずにいけたのがよかったです。後半に入ってリーダーボードが見えて緊張しました。(18番で)最後は昨日右に行ってしまったので、そこだけ絶対右に行かんとこと思って打ちました。ショートパットをいくつか外してしまったけど、ボギーの後にバーディーで取り返せて自分のゴルフを最後までできた」

 今大会はツアーでも高額の優勝賞金3600万円。日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯も同額のため、川崎は2試合で7200万円のビッグマネーを手にした。「また優勝できるように頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします」と先を見据えた。

 1打差の2位に河本と佐藤。12アンダーの4位に申ジエ、西村優菜が続いた。11アンダーの6位に大出瑞月。吉田優利が10アンダーの7位に入った。

(THE ANSWER編集部)


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