井上尚弥、転級後の対戦候補に世界的大物プロモーターが警鐘「残酷かつ異常な刑罰だ」
ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)が近い将来のスーパーバンタム級転向を視野に入れている中、世界的大物プロモーターが対戦相手候補に警鐘を鳴らした。米メディアが報じた。
井上尚弥の階級転向後に米注目
ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)が近い将来のスーパーバンタム級転向を視野に入れている中、世界的大物プロモーターが対戦相手候補に警鐘を鳴らした。米メディアが報じた。
井上は12月13日に東京・有明アリーナでWBO王者ポール・バトラー(英国)と世界バンタム級4団体王座統一戦を控えている。勝ってアジア人初の4団体王座統一を果たせば、状況次第で1つ上のスーパーバンタム級に転向することを公言。同階級のターゲットの一人が、WBC&WBO王者スティーブン・フルトン(米国)だ。
米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」は、井上がプロモート契約を結んだ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOのコメントを紹介。米YouTubeメディア「YSMスポーツメディア」に語った内容を引用する形で掲載した。
記事では「(バトラー戦後に)日本のスターは体重を上げるのではないかと言われている」と説明。アラム氏は「私はその試合を見たいよ」とフルトン戦に触れたそうで、「でも、誰にとってもイノウエと戦うのは残酷かつ異常な刑罰だ」と明かしたという。
同メディアは「イノウエのプロモーターであるボブ・アラム氏はフルトンに最大級の敬意を払っており、試合調整の交渉を行うつもりだが、両者の対戦を鼻で笑っている」と伝えた。同階級にはWBAスーパー&IBF王者にムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)も君臨。モンスターの4階級制覇の相手となるのは誰になるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)