脇元華が10アンダー2位浮上 サウナ&“ロボット”脱却で好調「感情出した方がいい」
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディース第2日が21日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で行われた。5位で出た25歳・脇元華(GMOインターネットグループ)は、5バーディー、ボギーなしの67で通算10アンダーとし、首位に3打差の2位に浮上した。前週を終えてメルセデス・ランキング(MR)69位だが、2戦前のスタンレーレディスホンダで6位に入るなど、調子は上向き。要因の1つは「サウナ」だと明かした。
NOBUTA GROUPマスターズGCレディース
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディース第2日が21日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で行われた。5位で出た25歳・脇元華(GMOインターネットグループ)は、5バーディー、ボギーなしの67で通算10アンダーとし、首位に3打差の2位に浮上した。前週を終えてメルセデス・ランキング(MR)69位だが、2戦前のスタンレーレディスホンダで6位に入るなど、調子は上向き。要因の1つは「サウナ」だと明かした。
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脇元は、ボギーなしでラウンドを終えた理由を「リカバリーが良かったからです」とし、「ショットはかみ合わなかったです」と振り返った。それでも5バーディー。決勝ラウンドに向けて「どれだけマネジメントできるかだと思います。今日と同じ(粘りの)ゴルフをしたいです」と意気込んだ。
シーズンも終盤。シード権を持たない脇元はリランキング34位の立場で、今大会の出場はウェイティング(欠場者待ち)で決まった。次週の樋口久子・三菱電機レディスも同じ状況で、脇元は「残りで出られるのはこの2試合だと思っています」と話す。
状況的には今大会で単独2位に入り、樋口久子・三菱電機レディスでも上位に入れば、来季は3シーズンぶりのシード復帰の可能性が出てくるが、「自分は優勝するためにやっていますし、優勝しかないと思っています」と言い切った。
課題にしてきたのは「感情のコントロールとコースマネジメント」で、9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第2日を終えた時点では「私のマネジメントではダメなので、感情をなくして、キャディーさんの言うことを聞くロボットになっています」と話していた。“ロボット作戦”はその後、3試合続けたが、「やっぱり、人間なので感情を出した方がいい。その方が自分らしい」と切り替え、今は「めっちゃ、怒ったりしています」と笑った。
コースを離れると、サウナで心と体を癒しているという。
「男子プロの堀川未来夢がサウナ好きなので『どういう風にしている?』と聞いたら、『(サウナには)8分は入ってほしい。水風呂は1分。それを3セット』と言われたので、そうしています。体のリフレッシュになりますし、アイシング効果もあるので、とてもいいと思います」
サウナ仲間は先輩の金田久美子。「今週のホテルには、サウナがない」と笑うが、前年大会では5位に入っている相性のいいコースで、今の全てを出し尽くすつもりだ。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)