米名手がグリーンで珍パット 選択したクラブに再脚光「何で使ったの?」「クレージー」
米男子ゴルフツアー・CJカップが20日(日本時間21日)に米サウスカロライナ州で開幕する。日本開催のZOZOチャンピオンシップを終え、戦いの舞台は再び米本土へ。PGAは過去のCJカップで見られたジャスティン・トーマス(米国)の珍しいパッティングを再びクローズアップ。手にしたクラブと技術に米ファンからは「クレージーだ」「何で使ったの?」といった声が上がっている。
男子米ツアー・CJカップ開幕を前に公開された復刻映像
米男子ゴルフツアー・CJカップが20日(日本時間21日)に米サウスカロライナ州で開幕する。日本開催のZOZOチャンピオンシップを終え、戦いの舞台は再び米本土へ。PGAは過去のCJカップで見られたジャスティン・トーマス(米国)の珍しいパッティングを再びクローズアップ。手にしたクラブと技術に米ファンからは「クレージーだ」「何で使ったの?」といった声が上がっている。
カップまでの距離は1メートル。プロならばイージーパットのはずだが、米通算15勝、メジャー2勝の実績を誇るトーマスはグリーン上で2本のクラブを手に素振りを行い、慎重な様子だ。そして選んだクラブはパターではなく、何とウェッジ。そしてすぐさまパッティングに移ると、ボールはわずかに跳ねながら転がり、しっかりとカップインさせた。
PGAツアー公式インスタグラムは「パターかウェッジか? ジャスティン・トーマスが正しい選択」と題して、過去のCJカップでの復刻映像を公開。この映像をよく見ると、トーマスのボールとカップの間のラインにスパイクの跡がある。トーマスはそのまま普通にパッティングをするとボールがまっすぐに転がらないと判断し、スパイク跡を避けるように浮き球の“パット”を選択したのだ。
これには米ファンも「自分だったらグリーン越えてる」「なんでウェッジ使ったの?」「これはクレイジーだ」「混乱する」「今はルール変更でこれをやる必要なくなったね」「不必要じゃない?」といった反響が寄せられている。
なお、2019年のルール改正でグリーン上の修復についても変更があり、現在はボールマークやスパイク跡については無罰で直せるようになっている。
(THE ANSWER編集部)