八村塁、開幕戦で勝利貢献 勝負の4季目ベンチスタートも24分出場&7得点5リバウンド
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは19日(日本時間20日)、今季開幕戦でペイサーズと激突。114-107で白星発進となった。4季目のシーズンを迎えた八村塁はベンチスタート。第1クオーター(Q)残り6分46秒から出場すると、シュートブロックなど守備で貢献。第3Qにはレイアップで初得点を決め、第4Qには3ポイントシュートも決めた。24分間の出場で7得点、5リバウンド、1ブロックだった。
開幕戦でウィザーズは勝利
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズは19日(日本時間20日)、今季開幕戦でペイサーズと激突。114-107で白星発進となった。4季目のシーズンを迎えた八村塁はベンチスタート。第1クオーター(Q)残り6分46秒から出場すると、シュートブロックなど守備で貢献。第3Qにはレイアップで初得点を決め、第4Qには3ポイントシュートも決めた。24分間の出場で7得点、5リバウンド、1ブロックだった。
八村はスタメンからは外れたものの、第1Qからコートに立つとまずは守備で魅せた。切り込んできたタイリース・ハリバートンのレイアップを右手で叩き落して阻止。前半はリバウンド2つ、ブロック1つを記録したが、攻撃面では3本のシュートを放つもいずれも決まらなかった。
前半を60-52とリードで折り返したウィザーズ。八村は第3Q残り5分47秒からコートに出ると、約40秒後にカイル・クーズマのパスを受けてダンクを狙うも阻止される。それでもリバウンドを自ら取り、レイアップで今季初得点を決めた。第4Qには初の3ポイントシュートを決め、ジャンプショットでも得点した。
ウィザーズはエースのブラッドリー・ビールが23得点、カイル・クーズマも22得点。リードで迎えた第4Q残り31秒時点で3点差まで迫られたが、何とか逃げ切った。
2019年ドラフトで日本人としては初の1巡目指名(全体9位)された八村。ルーキーシーズンでは48試合に出場して、1試合平均13.4得点、6.1リバウンドなどを記録。NBAオールルーキーセカンドチームに選出された。2年目も活躍し、日本人で初めてNBAプレーオフに出場。昨年は東京五輪で日本代表としてプレーした。
しかし調整とチーム練習への合流が遅れた2021-22シーズンは、新型コロナウイルス感染防止のための健康安全プロトコルの対象となったこともあり、1月まで出場なし。1戦あたりの出場時間も短くなっていた。今季開幕前にはチームとの契約延長に合意をせず、今シーズン後に制限付きフリーエージェント(FA)となると米メディアが報道。勝負のシーズンが始まった。
(THE ANSWER編集部)